out-door
hike

055 金峰山 2016.11.12

恒例の山行き秋編。
いつものように滋賀県で友人と合流、
交代で車を走らせ未明に登山口着。
車中で仮眠するも寒すぎて余り眠れず起床。

放射冷却で底冷えする早朝に出発。
着こんで林道沿いに50分程歩くと富士見平小屋。
日も上がり体も温まってきたので2枚脱いで出発。
名前通り遠くに富士山を望めました。

ここからは少し緩急がつく登り。
アップダウンが少ない道なんで、
黙々と足を前に進めれば高度も上がる。

飯盛山を巻いたところで大日小屋。
無人の避難小屋やけど水場があるので補給。
流れは少ないが貴重な水源やね。

少し登ると眼前に大きな岩。
登れるんか?
無理やな。
と思ったら回り込んで直下まで行けたので、
岩の上まで行ってみた。

当然木が生えてないんで眺望良し。
南アルプス・八ヶ岳・明日登る瑞牆山が見渡せた。
ここでおにぎり補給をして出発。

徐々に高度を上げていくと、
植生が変わり木が低くなる。
見晴らしは良いが2400mあたりから足元に雪が積もりだした。

2・3日前の荒れたときに降ったようやけど、
金曜日が暖かかったので溶けて、
明け方の冷気で氷のように凍ってた。

グリップの効くところを探りながら稜線を進み、
何とか直下の五丈岩に到着。
ここは広く三角点・標識があるんで事実上の頂上。
しかし、
ここより少し高いピークがあるんでソコまでは行く。

遮るものが無いんで、
いわゆる360度パノラマ。
富士山・南アルプス・八ヶ岳・浅間山・御嶽まで見えた。

五丈岩の前まで下りて昼飯。
カップラーメンとおにぎり。
山の上で食べるラーメンは格別。

晴天なんで厚着することなく過ごせ、
満喫して下山。
バッジを買うため直下にある金峰山小屋へ寄る。

これが意外と難儀で、
北斜面に雪と氷が残って滑る。
実際2回滑って軽い打撲をしてしまった。

小屋でバッジゲット。
怖いんで軽アイゼンを装備。
これで安心かと思ったら、
それでも結構滑った。

トラバースして稜線に復帰。
後は慎重に下る。
長い登りにバテたんか、
下りの踏ん張りが弱くペースを落として進んだ。

途中コーヒー休憩したりと、
マッタリ歩いて富士見平小屋まで戻る。
明日のルートに小屋は無いんで、
瑞牆山のバッジを買っておく。

林道沿いまで下れば一安心、
無事瑞牆山荘に到着。
直近の増富温泉の民宿に投宿。

豊富なラジウム泉で体をほぐし、
日本酒を呑みつつゆっくり休め、
早々に就寝しました。



瑞牆山荘(1515m/6:00)〜富士見平小屋(1810m/6:40)〜大日小屋(2030m/7:30)
〜大日岩(2201m/8:10)〜砂払ノ頭(2340m/9:20)〜千代ノ吹上(2460m/9:50)
〜金峰山頂上・五丈岩(2599m/10:05-55)〜金峰山小屋(2420m/11:10)
〜千代ノ吹上(11:40)〜往路と同じ〜瑞牆山荘(14:10)

update 2016.11.20

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