恒例の山行き秋編。
いつものように滋賀県で友人と合流、
交代で車を走らせ未明に登山口着。
車中で仮眠するも寒すぎて余り眠れず起床。
放射冷却で底冷えする早朝に出発。
着こんで林道沿いに50分程歩くと富士見平小屋。
日も上がり体も温まってきたので2枚脱いで出発。
名前通り遠くに富士山を望めました。
ここからは少し緩急がつく登り。
アップダウンが少ない道なんで、
黙々と足を前に進めれば高度も上がる。
飯盛山を巻いたところで大日小屋。
無人の避難小屋やけど水場があるので補給。
流れは少ないが貴重な水源やね。
少し登ると眼前に大きな岩。
登れるんか?
無理やな。
と思ったら回り込んで直下まで行けたので、
岩の上まで行ってみた。
当然木が生えてないんで眺望良し。
南アルプス・八ヶ岳・明日登る瑞牆山が見渡せた。
ここでおにぎり補給をして出発。
徐々に高度を上げていくと、
植生が変わり木が低くなる。
見晴らしは良いが2400mあたりから足元に雪が積もりだした。
2・3日前の荒れたときに降ったようやけど、
金曜日が暖かかったので溶けて、
明け方の冷気で氷のように凍ってた。
グリップの効くところを探りながら稜線を進み、
何とか直下の五丈岩に到着。
ここは広く三角点・標識があるんで事実上の頂上。
しかし、
ここより少し高いピークがあるんでソコまでは行く。
遮るものが無いんで、
いわゆる360度パノラマ。
富士山・南アルプス・八ヶ岳・浅間山・御嶽まで見えた。
五丈岩の前まで下りて昼飯。
カップラーメンとおにぎり。
山の上で食べるラーメンは格別。
晴天なんで厚着することなく過ごせ、
満喫して下山。
バッジを買うため直下にある金峰山小屋へ寄る。
これが意外と難儀で、
北斜面に雪と氷が残って滑る。
実際2回滑って軽い打撲をしてしまった。
小屋でバッジゲット。
怖いんで軽アイゼンを装備。
これで安心かと思ったら、
それでも結構滑った。
トラバースして稜線に復帰。
後は慎重に下る。
長い登りにバテたんか、
下りの踏ん張りが弱くペースを落として進んだ。
途中コーヒー休憩したりと、
マッタリ歩いて富士見平小屋まで戻る。
明日のルートに小屋は無いんで、
瑞牆山のバッジを買っておく。
林道沿いまで下れば一安心、
無事瑞牆山荘に到着。
直近の増富温泉の民宿に投宿。
豊富なラジウム泉で体をほぐし、
日本酒を呑みつつゆっくり休め、
早々に就寝しました。
■
瑞牆山荘(1515m/6:00)〜富士見平小屋(1810m/6:40)〜大日小屋(2030m/7:30)
〜大日岩(2201m/8:10)〜砂払ノ頭(2340m/9:20)〜千代ノ吹上(2460m/9:50)
〜金峰山頂上・五丈岩(2599m/10:05-55)〜金峰山小屋(2420m/11:10)
〜千代ノ吹上(11:40)〜往路と同じ〜瑞牆山荘(14:10)