(妙高山からの続き)
高谷池ヒュッテ。
筋肉痛が気になり、
浅い眠りの中、
外が明るくなり4時半過ぎに起床。
混雑を避けるため、
朝飯を食べずに早々に小屋を出た。
小高い丘を登り草原を抜けると、
天狗の庭。
湿原が開けて良い眺め。
登りに掛かった岩場で、
ようやく朝飯。
2日前に買って置いたプチあんパンは、
無惨にもペッチャンコ。
少し足りない感じなんで、
フリーズドライの牛飯を湯を入れて作る。
15分待つ所を8分で食べた。
少し固かったが美味い、
少し元気になり出発。
所々足元が悪いけど、
前日までのようなキツい登りは少ない。
ライチョウ平を過ぎ、
前が開けて木道が続く。
山頂直下が勾配がきつくなると覚悟して歩くが、
ガスが登ってきたせいか先が見えない。
と思ってたら急に広場が現れ、
呆気なく山頂到着。
しかし、
ガスでなにも見えん。
とりあえずコーヒーを入れ、
甘いものを補給。
ガスが切れるのを待つが全然晴れない。
ご来光を見るのに夜明け前に出た方が何人かいたが、
その方々は良い景色を見たに違いない。
(出発時には山頂が小屋から見えてたからなぁ)
さすがにそれはキツいので出来なかった。
結局諦めて下山。
朝食後スタートの数組の登り組とすれ違い、
割りと楽に小屋まで戻った。
スポーツドリンクを補給と思ったが、
小屋は掃除中でスタッフが受付に不在。
トイレだけ済ませてさらに下山。
往路に分岐があった富士見平までは、
アップダウンのない楽なトラバースと思ってたが、
登り有りの泥まみれの悪路。
ぬかるみに脚を取られ、
中々進まん。
何とか到着するが、
かなり疲れた。
後はひたすら下るだけやけど、
下りの方が脚への負担が大きい。
まあ、
下りんと帰れんので出発。
斜度はキツいので、
友人には先行してもらい、
ゆっくり進む。
岩と木の根は段差が大きく、
脚への衝撃が強い。
何とか小さい段差を探して進む。
目安の十二曲りまでが結構長くキツく、
ようやく着いたら、
十二曲りは階段も良く整備されて、
楽にクリア出来た。
でも油断は禁物、
慎重にゆっくり下り続け、
水の音が聞こえたら、
ようやく黒沢橋の水場!
最後の補給にたっぷり飲み、
頭に浴びてしっかり冷やした。
残りは距離のある木道。
脚にザックの重さが掛からないよう、
小走りに脚を進め、
何とか笹ヶ峰登山口に到着。
と言ってもかなりの標高、
長いジグザグ道を宿のあった杉ノ原まで下り、
温泉に入って汗をかき、
バッジを探し出してゲット!
ビールを我慢し、
長野に戻ってソバを食べ、
土産を買いつつ、
帰路につきました。