kidu river 京都府木津川 -1999
001/1999.09.05.sun.
002/1999.05.29.sat
003/1999.04.17.sat
1999年は写真すら撮ってません。悪しからず。
001/1999.09.05.sun.
例によって寝坊 どうしよう・・・3時間は下れるか・・・
とりあえず泉大橋までは行けるか・・・だらだらと出発
13時河原着 超スピードでセッティングし40分で出艇
しかしスクールの川下りとかち合い瀬が空くまで
15分程トロ場にて待機
笠置大橋の下を一気にゴボウ抜きするが
岩で底を擦る・・・パドラーのばかり気をつけていたからか・・・まだまだ未熟や
川下りには遅すぎる出発だったので
河原には上がらずに下る
3カ月ぶりなので腕がすこしだるい
足ばかり鍛えた反動か・・・
水量はまずまずで
珍しく追い風なのでかなりペースが早い
加茂を過ぎ左の大カーブに差し掛かる
流れが以前と変わり浅瀬が無くなっていた
幅は狭くなったが狭いところには釣人が必ずいた
大声で「すいませ〜〜ん」といったのに
「もっと大きな声やないと分からん。」とある釣人に言われた
お互い気持ち良くしたいのに・・・こちらが一方的に悪いのか?
15時半
泉大橋着
皆ここでゴールしていたが
時間的にまだ行けそうなので先に進む
やはりここから人がめっきり減る
河原で遊んでいる女の子が手を振ったのでパドルをあげて返したが
いつまでも手を振られたので何か照れ臭かった
ここでは釣人のおっちゃんに
「気持ち良さそうやなぁ。」
なんて言われて
さっきのイザコザも忘れいい気になった
玉水橋までは護岸・橋脚工事の影響か
流れが変わっていてあっちこっちで浅瀬につかまったり
倒木の行き止まりに突っ込んだりした
後半は風向きが変わり
斜め前からの風に苦しんだ
玉水橋の回りもすっかり流れが変わり左岸の堤防に取りつくのに苦労した
17時上陸
のんびり撤収と行きたかったが
風が異様に強くなり気を抜くと装備が飛んでいくので苦戦させられた
帰りはいつもと逆に田辺方面にいき
JR三山木駅から学研都市線で帰ろうと思ったら
30分単線の片側ホーム(現在は高架)で待たされた
ホームで日暮れと相成った訳や
虫の鳴き声が何とも秋を予感させる・・・早お電車来い!!
up 990907/re-mixed 2004.02.02
002/1999.05.29.sat
6月1日木津川鮎解禁
釣竿をよけつつ一言声をかけながらのカヌーも
気をつかうので
今のうちにもう一回行っておこう
29日当日
いきなり寝坊で10時過ぎ出発
12時過ぎ笠置河原着
2日前の集中豪雨のためか水量は多い
遅い出発なので組み立て時に昼食
ビールを一杯ひっかけて13時出発
笠置の河原は明日「木津川カヌーまつり」らしく
今日は前夜祭と酒屋のおやじは言っていた
4月ほどではないが キャンパーは少なめやった
今回シートを吊り下げ式に新調したが
ファルホーク社なき今
シートにアルフェック(モンベル)のロゴが入っていた
部品は安くなったが
ロゴが違うと何かしっくりこんな・・・
泉大橋までは水量も多く特に引っかかるところもなかった
今日は水の流れも早いので
もう少し先に進もう
途中で会った人と泉大橋で別れ
川は北へと進路を変える
泉大橋の河原を過ぎると小さな瀬がある
瀬自体はそれ程でもないやけど
橋脚の残骸やら棒(鉄筋)やらが突き出ているのでちょっと緊張する
ここを過ぎると流れは穏やかになる
船上で一杯のむ
いい気分で流されていると
底を「しゅーっ」と何かがこすっていった
良く見ると鉄筋!
あと数センチ突き出てたら
底がナイフで切ったみたいに裂けていたかも・・・
泉大橋から下流は河原が広く
国道(24号線)はかなり離れるので
かなり静かやと思う
人気のない川をのんびり下っていたが
途中セスナのラジコンが飛んできて
こっちにむかって急降下なんかするもんやからごっつい不愉快やった
開橋の下にバーベキューをする人3組
一人が手を振ったので挨拶する
ちょっと優越感
現金なもんで
もうさっきのラジコンのことは忘れてた
川幅が広く
時にはジェットスキーもしている河原も
今日は誰もおらん
しかし対岸は重機が土を掘り起こしていた
鉄の板で区切られている川岸を見てると
酔いもさめてまうで
16時過ぎ
玉水橋が見える
左岸に新しい堤防があった
橋脚工事のために流れが変えられている
いつもの左岸をあきらめ
すでに工事が終わっている右岸につく
土の色が違う
明らかに工事で入れ替えた土砂やで
17時
対岸に工事現場を見ながら撤収
荷物を運ぶのに広い河原はとてもつらかった
肩をはらしながらJR玉水駅を目指し
へろへろ歩き始めた
update 990605/re-mixed 2004.02.02
003/1999.04.17.sat
今年は「花見でカヌー」を今シーズン初にしようと思っとったが
週末に狙い撃ちの様な雨が続き結局桜はほとんど散ってもうた
それでも山あいにちょっとは残っているかな
と期待しつつの4月17日
薄曇りのなか重いファルトボートを担いで笠置へと向かった
11時過ぎ
笠置の駅前は予想以上に桜は散ってもうほとんど残ってない
しかし
花見が終わったせいか
訪れる人が少なかったのはうれしい誤算や
途中で食料とビールを調達
河原に向かう
行きの電車から川を見る限りでは水量はまずまずや
でも下っているカヌーは少なく1艇だけ見かけた
笠置大橋の下に少し波の立つ瀬が見えたので
臆病な自分は橋の上から下見
何と通れそうや
河原に戻り組み立て開始
今日は調子が悪く
来る途中にフレームをどこかに当てて曲げてもうた
落ちている石でたたいて何とか直す
さらに組み立て途中でジョイントのプラスチックを割ってまう・・・
何か出発前から気分がヘコむわ
何とか組み立てて12時30分出発
笠置のトロ場に10艇ほど
下る途中のインフレータブル(空気注入式・ゴムボート型カヌー)が1艇
中州で昼飯を食べているのが1艇
まだ寒いのか明日が雨の予想のためなのか
笠置の河原(橋の下流)では10組ほどしかバーベキューをしていなかった
橋の下の瀬を何とかクリア
いつもここで底に穴をあけるんやけど今日はOK
しかし今日は河原に人が少ないんで
颯爽とバーベキューの人の前を通れんかった
河原を過ぎたところで車が1台水没しとった
白いワンボックスやったが中は見えんかった
先のトロ場でビールを1本プシュッと開ける
ウグイスの鳴き声が聞こえて気持ちいい
天気は依然薄く雲がかかっている
水はやっぱり少し多め
底を擦らない程度で丁度ええ
ドライブイン・採石場を過ぎ
銭司(ぜす)の駐車場まで漕いだり漕がなかったりしてだらだら下る
車で入れるところでも
ほとんど人はおらんかった
銭司の河原の一番下に1人ずつ2艇のカヌイストが休憩していた
1人は寝ながら本を読んでいて
もう一人は食事中
話しかけると行き先は同じ木津の泉大橋やった
お先に失礼する
恭仁(くに)大橋が見えてくるともう加茂
橋の向こうもバーベキューポイントやけど人はわずか2組
加茂の長い堤防沿いをもう1本ビールを飲みながら過ぎると少し広い河原が見えた
その先で休憩しようと思ったら
河原で四駆が走っていたのでがっかりして先へ
少し進んで見えなくなったところで河原に上陸
時間は2時
すこし酔っ払ったので昼寝
春の日差しは気持ちよくずっかり熟睡してもうた
気が付くとさっき追い越した人がまた通りすぎていくところやった
2時40分出発
国道163号に突き当たり
大きく左に曲がれば あとは木津まで一直線や
本流は蛇行しているがまっすぐなので向かい風を受ける
左岸の大きな河原が終わると終点の泉大橋が見えてくる
やはりこの辺りのバーベキューポイントにも人はまばらや
ながされるまま3時15分
泉大橋着
さっきのインフレータブル艇の人も上陸し
撤収の準備をしていた
そこからさらに下流に100mほどのところに上陸
2人の先客が撤収中やった
その人達もインフレータブル艇や
5月の連休に北海道の釧路川に行くそうや
うらやましい
ここには倒木(竹)をかわす練習を兼ねてやってきたらしい
前に行った木曾川がこの川に似ていてお勧めらしい
さて
艇をあげ乾かしてる間におにぎりとコロッケをたいらげる
河原で食べるおにぎりのなんて美味しいこと・・・
17時
水を吸い一回り重くなった荷物を担ぎ
JR木津駅を目指し1km弱歩く・・・
これさえ無ければ・・・・・家路は長い
4月の川は静かでカヌーしかいないのでお勧めです
ただし天候に恵まれれば・・・の話
update 990419/re-mixed 2004.02.02