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静電気の実験(電気くらげ・ライデン瓶)



森川正彦(法則化中学太子サークル)

電気領域の導入として静電気を使った実験を行った。静電気が日常生活の中でどのような部分で利用されているかは案外知られていない。この後、ボルタの電池(直流)、手回し発電機(交流)と進んでいく。


1.電気の歴史

発問1 「人類が電気を発見」古いと言われているのはどちらですか?
   A.琥珀(こはく)こすって、羽毛を引きつけることを発見
   B.金属に触れたカエルの足がけいれんすることを発見

1780年 ガルバー二のカエルの実験。これを元にボルタの電池が生まれました。

紀元前600年頃  ギリシャの哲学者タレスは、「こはく」をこすると羽毛を引きよせることを発見しました。
ちなみに電気は英語でelectricity(エレクトリシティ)といいますが、この言葉はギリシャ語で「こはく」を意味するelektron(エレクトロン)がもとになっています

2.電気くらげの実験
では、電気の歴史に従って、まず「静電気」の勉強をします。
「電気くらげ」 荷造り用のビニールひもで作った「くらげ」を塩ビパイプで浮かせる実験をする。【注1】

3.ライデン瓶の実験

発問2 この静電気を何かにためることは出来るでしょうか。

ライデン瓶の実験(百人おどし) 【注2】

4.静電気の種類

発問3 電気くらげの実験を、アクリルのパイプで行とどうなるでしょうか。予想しなさい。

反発せずに、ひっつく。

5.静電気の利用

発問4 日常生活の中で、静電気をどんなところで見かけますか。

セーターを脱ぐ時、スカートのまとわりつき、自動車を降りる時、エレベーターなど

こういった身近な静電気ですが、現在ではこんなところにも利用されています。
 ・コピー機 ・空気清浄機 ・静電塗装 ・ナノテクノロジー

電気くらげ の実験 ライデン瓶の実験(100人おどし)


【注1】電気くらげの実験…「電気くらげ」「電気クラゲ」で検索してください。科学館などで実験されています。
【注2】インターネットランド No検索 1136008 「TOSS理科写真集」→「実験器具」に詳しい作り方があります。
    この実験は、心臓の悪い人・ペースメーカー装着の方には配慮が必要です。



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