(C)TOSSランド>教師ランド>英語>中2>/受動態/導入/マジック
森川ゆき子(TOSS中学Kサークル・サークル白龍)
数字ゲームを使って受動態の疑問文を学ぶ。生徒たちは種明かしをしようと必死になり,何度もリクエストが出る。
数字の書いてあるカードを見せて
指示1 ○ is written on this card.
さんはい。
数枚の数字カードで復習する
受動態を習ったばかりなのでスムーズに口頭練習できた。
指示2 Today I have a special power!
Please write a number from 1 to 63 on your notebook.
指示3 ○○さん、Come here, and write your number on the board.
教師は目を大げさにつぶって、見ていないことをアピールし、
指示4 ○○さん、erase it.
数字の書いてあるトリックカードを見せて(これがミソ) (秘密のカードはこちらから)
発問1 Is the number written on this card?
Yes or no?
Yes, it is./ No,it isn't.
カードをyesグループ、noグループ分け終わったところで、
yesグループのトリックカードの左肩数字を素早く足し算し(これがトリックの種)
The number is ○! ズバリ言い当てる。
生徒たちはざわつく。
「ええっー?」「何でわかるん?」
にっこり笑って、カードをさっさと片づける。
きっとあのカードに何か仕掛けがあるに違いない、
「先生、もういっぺんしような。」「One moreや」 「俺分かったような気がする…」
「えー、もいっぺんしてーな」
そこでまた、もったいぶってカードを取り出す。
生徒たちは身を乗り出すようにして見つめている。
同じことを繰り返すのだが…
もし、分かったような子がいればラッキーである。
Who can try?
前に出てもらい、先生役をやってもらう。
その生徒の台詞を練習させる形で他の生徒にリピートさせることも出来る。
また教師の思い浮かべた数字を生徒(種が分かっていない生徒も含めて)が質問をしながら当てるという形にも出来る。
2回は繰り返しているので最低でも12回はIs the number written on this card?の文を
聞いている。
発問2 今日先生は12回同じ英文で質問しました。
何と言いましたか? さんはい。 (誰も種あかしができなければ
こう発問してもいい)
すばらしい!
指示5 今日の英文をノートに書いてみよう。
書けた人は手を挙げなさい。
隣と確認しましょう。
残り時間で簡単に文法の説明と練習問題(イラスト版 楽しく分かる英文法)をした。
同じフレーズの繰り返しなので、3回が限度だろうと思ったが、生徒たちは何度もしたがった。
クラスによっては6回(教師2回,トリックが分かった生徒4名)したところもあった。
→→→これには私の方が先に飽きてしまった。すっぱり切った方がよかった。
普段、日本語を書くのもおぼつかない生徒がIs だけ書いて隣に「惜しいなああ」と言ってもらい,うれしそうだった。
やんちゃ君たちが出てきては外し,「あれ?」と言いながら帰っていったり、ズバリ言い当てた子には「おおお〜」と歓声が上がったり、楽しく活動出来た。
しかし,1パターンプラクティスなのでさっと切り上げ,他のプラクティスに移ることが望ましい。