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森川ゆき子(JHS太子・TOSS中学Kサークル)
川神正輝氏による神戸の第一回TOSS中学セミナーレポートの修正追試。
授業開きでフラッシュカードを使い,自己紹介と英語学習のコツ紹介を1度にやってしまえるように修正した。
「か・き・く・け・こ」を書いた厚紙5枚。裏にはそれぞれ勘、記憶、訓練、研究心、根性と書いておく。
教室に入り,にこやかに,爽やかに『か』のフラッシュカードを見せる。
指示 1 「はい」→→→生徒は「か」と読む
「いい声です。/そろってます。流石3年」
「か」わいくて
『き』を見せ同様に
とっても「き」れい
『く』を見せて
「く」やしいけれど」
『け』を見せて
「け」っこんしてる
『こ』を見せて
「子」持ちに見えない森川です
やんちゃ君がニヤニヤしながら「おいおい〜」と合いの手を入れ爆笑だった。
森川先生が3年に進級した皆さんに英語学習のコツを伝授しましょう。
先ほど見せた「か」「き」「く」「け」「こ」のカードを再び見せる。
発問 1 「か」(見せるだけ) 「のつくコツは何でしょうか?」
テンポ良く「ハイ,ハイ」と当てていく。
*書く? 「漢字1字です。」とヒントを与えた。 すぐに勘と出た。
その通り!カードを裏返す。勘です。こうかな〜,何となくこう思う,を大切にしよう。
発問2 「き」(を見せ)「のつくコツはなんでしょう?」
*聞く? 「漢字で2字です」とヒントを与えた。記述?記憶!カードを裏返す。
そうです。勘がいいね。単語を覚える文型を覚える。覚えるけど忘れちゃう
人間だもの。じゃまた覚えなおしましょう。その繰り返しです。
発問3 「く」(を見せ)「のつくコツはなんでしょう?」
*「口で練習」「繰り返し」「苦労」「悔しく思う気持ち」などが出たが,答えは漢字2字。訓練である。カードを裏返す。
訓練なのです。体で覚えます。考えずに反射的に使えるよう訓練するのです。
発問4 「け」(を見せ)「のつくコツはなんでしょう?」 │
* 経験 継続 決心 決意 消さない(間違っても) 消しゴム使わない などが出た。答えは研究心。
研究心です。分からないことはそのままにしない。勇気を出して友だちに聞こう。
面倒くさがらず辞書で調べてみよう。
発問5 「こ」(を見せ)「のつくコツはなんでしょう? 」 │
*待ってましたとばかり、すぐに根性!と出た。
根性です。絶対にあきらめない。
ねばっこくねばっこく Never never never give up! で 一緒に頑張ろうね!
生徒からは「なるほど、それもコツね!」と言えるようなものがたくさん出た。さすが3年生である。 何が大切なのかを真剣に考えてくれている、実感している証拠だと思う。 クールダウンから始めたので、生徒も私も、身構えずにリラックスして大切なことを伝えることができた。
<<先行実践>> 第一回TOSS中学セミナー 川神正輝氏 レポート