安野俊丸  そうめん大会(鶏鳴の滝)
そうめん大会(鶏鳴の滝)
H17,9,17
 9月の例会は7月に続いて、「そうめん大会」との案内を戴いた。
 実は7月の例会日と市の夏祭りが重なっていて、俊丸が住んでいる野洲川沿いでは、花火大会が催され、親戚が見物に来る事になっていた。 それで、止む無く不参加の返事をしていた。 参加人数は少なかったようであったが決行され、「こんなに豪華にそうめん大会をして来た。」と、写真をみせられていた。 皆さんビールで乾杯され、心地よさそうな雰囲気で、「参加出来なかったのが残念!!」、「9月にもう一度企画して下さい。」と、頼んでいたのが聞き入れて戴いた。 俊丸が参加している山歩き会は、大変厳しく、途中での飲酒は御法度であり、番外で企画されていたとの事でした。
野洲発9:50   10:02石山着  10:20(帝産バス)(700円)  桐生辻10:55

 バスを降りると、栗東トンネル(第二名神)の大きさを現した鉄骨アーチが、我々を出迎えてくれた。 工事用取付道をひたすら登り続けると、栗東トンネルを掘った斜坑口が現れた。 実は十数年前、次男が小学校4年生の時、栗東トンネルの発進式後の見学会に参加した。 普通トンネルは山の横から掘り、反対側に掘り進むのだが、ここはトンネルを抜けると橋になるとの事で、作るトンネルに直角に横から掘り進み、山の真ん中から両側に掘り進むとの説明を受けたのを思い出した。 上下線を掘るのに4年ほどかかるような事を聞いたように思いますが、小学4年生の子供が大学4回生になっても、まだ通行出来ないもどかしさがこみ上げて来た。 ほんと、道路造りは年数がかかりすぎ、無駄な公共工事の一つに上げられるのも仕方が無いように思います。
 こんな話をしているうちに、本日の宴会場所である「鶏鳴の滝」に辿りついた。 水が少なく、滝と言うよりは、岩がゴロゴロの崖のようである。 それでも一筋、二筋と水が流れ落ちている。 会長さんの「滝の上に行こう。」とのかけ声で、上がり始めるが、歩く人が無いようなブッシュ。 実は、先週に一人で会長さんが下見に行かれたとのことで、道に迷わず滝の上に辿りつけた。(感謝。) それにしても、「人が歩かなくなって久しいような道、よく、1人で行かれたものだ。」と、感心した。。
 滝の上の水は冷たく、早速ビールやお酒を冷やす。 持参されたなべでお湯を沸かし、そうめんを湯がき、川の水で扱いて、冷たいそうめんで乾杯!!風は冷たく、汗をかいた体には心地よい。
 実は着いてからビールやお酒を冷やしたところで俊丸の仕事は終わり。 みんさん手際よく持参のコンロやコッヘルでお湯を沸かし、薬味の錦糸卵やネギ、キュウリ、椎茸、もみ海苔と次から次へと準備され、手際のよさに唖然!!。「錦糸卵も作ってこられた?」と、声がかかると「朝から家内に作ってもらった。」とのこと。 「奥さんにお世話になりながらのそうめん大会。」 本当にお世話になりました。 岩から滑り落ちないように気遣いながら、ビールにお酒。 緑に囲まれ、水が流れ落ちる音を聞きながら最高でした。
 いつまでもいたい気持ちであったが、ぽつりと冷たい滴。「さぁー出発!!」と、会長さんの声がかかり、上桐生を目指してスタート。 やはり、「お酒の後の歩きはつらいなぁー。」と思いつつ歩き始めるが、案外、足はスムーズに出る。 「やはり、二週間前に琵琶湖一周を目指して、27kmほど歩い来たのが功を奏しているのか。」と、思いながら皆さんに続く。 40分ほど歩いころ、会長さんから「休憩!!」との声がかかる。
エッー、どうして休憩!」と、余裕の一声。 オランダ技師ヨハネス・デレーケが指導した砂防堰堤を横目に上桐生に無事到着。 バスを待つ間に熱いコーヒーをよばれて、本日は無事終了した。(約6km)

上桐生発16:25(帝産バス)420円  17時頃 JR草津駅17:03  野洲駅17:09

 【後日談】
 職場で参加されなかった方に、「どうして、来られなかったの? 大宴会やったのに。」と、話すと、「山歩きでアルコールは禁止やのに。会長から小言はなかった?」とのこと、「会長主催やからセーフ。」と返事すると、「会長もまーるくなってきたなぁー。」
 たまには、こんな企画は大賛成!! また、お願いします。
元に戻る