摩耶山登山 H19/10/20
 10月の例会が近づくのに案内が届かなく、参加確定は俊丸と会長さんの二人、今月は流会?と、思われていたのですが、例月幹事さんの処に1人、参加メールが届き、決行することになった。 しかし、何処に行く?・・・ 会長さんがしびれを切らして、「摩耶山にしよう。」と、言う事になった。 六甲の地図をひろげて、「ここに書いてあるルートは、ほとんど歩いた。」と、説明を受けた。「60から歩かないかんのに、60に近づいて来たら、みな歩かんようになって!!」と、よくぼやいておられます。 そうなんです。 この会も例月事業の参加者が少なくなって、「今年で解散や!」と、会長さんが宣言されました。 俊丸は11月には参加出来ないので、これが最後になってしまいます。 野洲から三ノ宮まで、ちょとした小旅行である。
         野洲8:01  9:22三ノ宮  地下鉄三宮9:44新神戸9:52
 前日の雨が嘘のように晴れわたり、絶好の行楽日和になった。 布引の滝から摩耶山まで約2時間半ぐらいの行程である。新神戸駅を10時頃出発。 すぐに上り坂、その昔、「家内と付き合っている時分に布引の滝に来たことがあります。」と、話しているうちに、すぐに辿りついた。前に来たときは、もっと水が落ちていたように思います。(まぁー30年近く前ですからころっと変わっているような気がします。) 改修された神戸市水道局の貯水池の回りを進むと、次から次へと歩いている人に出会う。
 皆さん、ほんとに健康志向の方々である。 もっと、俊丸も歩かなければと、足に力が入って行くのが解る。
 約1時間で、市ヶ原に到着。
 すこし、汗ばんでいるので、休むと肌寒く、早々に出発となる。
 いよいよ、山歩きの雰囲気になってきた。会長さんから「この辺りは六甲全山縦走ルートの一部。」との説明を受けながら登るが、登っても登っても・・・、登らなくてはならない。 その内、じっとり汗が噴き出して来る。ハァー・ハッ・ハァー・ハッ、もう下りて来らるグループや若い方々が後ろから追いついて来られる。 つい、お先へどうぞと譲り、出来るだけ、自分のペースを守って登り続ける。 
 今度は俊丸より少し年配のご婦人二人にも抜かれてしまった。 しかし、まぁー、何とか登ったと思ったら今度は下り。せっかく登ったのに情けないと思いながら、会長さんに遅れないようにと思いながら慎重に下る。 以前に骨折した右足首の動きが、下りではぎこちなく、「捻挫しないようにして下さいよ。」と、先生から言われている事が頭をよぎる。 すると、先ほど抜いていたご婦人二人が思案しているように立ち止まっておられた。会長さんに「このルートを右に行ったらハーブ園ですよね。」と、話かけてこられた。  「そうですよ。じきに行けます。そんな処に行かないで、一緒に摩耶山に登りましょう。」と、返事されると、「そうなんです。ハーブ園では物足りないし。思案しています。」とのこと。 「一緒に天狗道から摩耶山に行きましょう。」と、再度呼びかけられると、「天狗道はしんどいです。来週も来ますので、今日はハーブ園に行きますわ。」と、返事が返って来た。 つい、「そんなしんどいんやったら、俊丸もハーブ園に行きますわ。」と、声が出てしまった。 すると、会長さんから「大丈夫、大丈夫、サァー行くよ。」と、声がかかり、やむなく会長さんに続く。 でも、はやり、下りはむなしいですね。
 登ったり、下ったりの繰り返し。時間も12時を過ぎ、お腹が空きだした。「今度見晴らしの良いとこがあれば、弁当にしましょう。」と、もう一人の方が提案されたが、「こんなとこで食べたら歩かれへん。」と、あえなく却下されてしまった。 「もう少し、もう少し。」と会長さんの励ましで、12時半頃、ようやく摩耶山頂上に到着した。
 広場には、どうしてこんなに沢山いてるの?と思うぐらいの沢山の人が、座り込んでお昼のお弁当を食べている雰囲気である。 風が冷たく、汗ばんだ体には気持ちが良い。
 早速、見晴らしステージで記念写真を撮って戴いた。 先ほどお弁当を食べている人達と見違えたのは、フリーマーケットの方々、昼時で確かにお弁当を食べている人は多かったですよ。
 でも、この寒空、風も強く、『売れるのかな?』と、つい心配してしまいます。
 本日は、爆弾おにぎりでなく、行楽弁当を作って貰っているのをパク・パク。 お腹も空いているので、すぐにたいらげ、家内に感謝! 「あっーあ、美味しかった。
 冷たい風も強く、早々に下山することに。 その前に三角点の前で記念写真。 六甲山系は頂上付近にバスも走っているし、ロープウェイやケーブルがあるので、安心して登れる山です。 明日はイベントが待っているので、事前に「ケーブルには乗せてください。」と、会長さんに話してあり、とりあえず、ケーブルの駅目指して下山開始。 焼けた寺跡を通り抜け、急な階段を一歩づつ踏み外さないように注意にしながら慎重に下る。 次はケーブルに乗れると思うと、心が弾むんで来る。 乗り物大好き人間の俊丸にとって、良い記念になった。
 そんな、こんやで、駅近くで乾杯をして帰ろうと話がまとまり、駅までの道中、開いている店を探すが、準備中ばかり。 土曜日の午後3時頃で、開いている店はなし。 そりゃ、そうやね。
 飲み会はまたの機会にして、本日はお疲れ様でした。 ちゃん、ちゃん。
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