“Sony Dealer Convention 2000”簡易レポート(期間限定)

 平成12年の7月26日(水曜日)、東京の品川・新高輪プリンスホテルで、"Sony Dealer Convention 2000"という、大規模なソニーの販売店向け内覧会が行われた。とにかく一言・・「何もかも規模が凄い」もうこれに尽きる。
 大阪は伊丹空港に集合。全日空飛行機で東京へ。そして京浜急行線にて品川。小雨の降る中坂道を上り、新高輪プリンスホテルへ。何もかもソニー持ち。こんな金あったら「AIBO」か「DZ900」くれよぉーっと心の中で叫び続けている間にも目的地に到着。
 まずは昼食を取る為にホテル内を徘徊するが、いきなり放送局並の設備・カメラを実稼働させ、内容の説明放送を15分おきにしている。うーん相変わらずすげー。



 昼食を取り、そのまま新しいAVアンプの試聴。ドルビーサラウンドEX対応アンプですね。ソニーって「ばーちゃる」って言葉を付けるのが好きなのね。まぁこの辺は他社が既に製品化しているので特に言う事は無いでしょう。(某社ではdtsディスクリート6.1chとか言われているのに・・・・)そのソースを映写していたプロジェクターは[VPL-VW10HT]だった。あぁ回してください(^^;




 さてお次。その横にスーパーオーディオCDの試聴室が。プレーヤーは今度出るESのSACDプレーヤー。まだ予価もわかんないそうで。
 でもそれ以外の機器群が凄いわね。スピーカーはさぁー[SS-1ED ×2 \2,000,000-]でしょ?んで、プリは[TA-E1 \600,000-]パワーなんて、ステレオなのにわざわざ2台用意して動かしてんだよ。[TA-N1 ×2 \1,800,000-]もちろんそれらを接続しているケーブルも、見たことの無いような、SMプレイも出来ない!って位のぶっといケーブルだし・・・何か「違うぞ。何もかも」って感じがね。いやはや・・・
 だってさーGTレースみたいなんだもん。耐久とかで、私が乗っているZとか、スカイラインとか市販車ベースが出場している訳じゃない。でも、側も何もかも・・・全てが市販車と違うのよね。一緒なのは名前くらい。と、この話と繋げるのはどうかと思うけど、それだけ「民生って意味が広いね」ってもんですかい?



 これが終われば自由内覧。まぁ一社だから結構早く終わるんだけど、まぁ入って目に入ったのが入り口に並べられたWEGA群ですね。頼むから1台くれよってこればっかり。うちのハイビジョンの調子が悪いんだよぉーって独り言。



 さて、入り口にどかんとでかい「メモリースティック」のPOPが。いやぁー確かメモリースティックって小さい奴も出るって言ってなかったかな?今回は出ていませんでしたね。

 メモリースティック関連機器がモックアップも含めてたくさん。一応目玉はメモリースティックスロットが付いたPDA[PEG-S500C/S300]ですか。Palm OSなんだってさ。だけど動かないアプリもあるとか。訳わからんなぁ・・・動画写したりなんやかんや・・・訳が分かりません。

 後はモックアップ。興味無いし訳がわからんのでパス。



 おぉーAIBOやAIBO(^^;めっちゃ可愛いぃー。
 無線LANを利用して、AIBOちゃんが見ているカメラ映像をパソコンに表示するデモンストレーションを行っていた。でもほんとに可愛い。欲しいぃーめっちゃ欲しいぃー。



 カメラ関連。8cmCD-Rに記録するデジタルスチルカメラがあった。ちとでかいなぁ・・・8cmのCD-R見つけるのが大変な気がするな。

 カタログでしか見た事が無い望遠レンズ等が付けられていたり、

 もう発売されている[DCR-PC5]があったりね。スポーツバックとかも合ったけど、やっぱりPC5専用ではなく、兼用なので少し大きいなぁ・・ソニーらしくないなぁ(^^;専用の作ってもっと小さくすればいいのに。
 おぉーPC5の分解展示だわ。すげー面白い。こういうのは何かいい感じ。こんなけ小さく出来るんだなぁ・・・凄いよやっぱりソニーは。

 お、[DCR-PC100]の後継の[DCR-PC110]ですね。違いは「USB端子が付いた」事。「メモリースティックに、スチルデジカメの様な動画が記録出来る」んで「DCR-PC5の様なホールドグリップ採用でたっぱが低くなった」「静止画撮影用フラッシュ内蔵」ってな位かなぁ。大きさはかなり無理していると思います。だって[DCR-PC100]はでかすぎるもの。



 やっと“グランドベガ”をじっくり見る。これで文句言う人。リアプロ買うべきじゃないよ。良く出来てる。こいつは凄いわ・・・プロジェクターって嫌いだけど、こんなに出来が良いとは。うーん立派だわ。と言う訳で[KL-50DX700]の分解模型。うーん訳が分かりません。

 BSデジタルチューナーの試作機。動いてたのでもう殆ど出来上がっているんでしょう。

 これがHDD内蔵デッキ。パナソニックのものは完全に「パソコン無しでノンリニア編集出来る」というスタンス。だけれどもソニーの物は「MPEG2コーデックを利用した頭出し等操作性が凄いビデオデッキ」というもの。型番は[SVR-715]で、愛称は「Clip-On」と言います。定価は\198,000-です。
 U/V/アナログBSチューナー内蔵で、HQモードで5時間。SPモードで10時間。LPモードで20時間録画出来ます。最低画質の物を見ましたが、そんなに酷くなかったなぁ。
 とにかくメニュー等が素晴らしい。例えば録画中の番組を、録画しながら最初から見て、早送り再生して録画している地点まで追いついたら通常再生したりと。(追いかけ再生)凄い面白い。
 念の為に。端子はアナログ入出力のみです。出力もS/Cのみです。
 HDD増設サービスも予定しているとか。こんなん自分でするってば。フォーマットとかサービスしか出来ないとかだと嫌すぎだけれども。
 ちなみに音声は[MPEG1-Layer2]です。

 やっとこさ出たDVDプログレッシブプレーヤー[DVP-S9000ES \200,000-]。SACDもかかるんだってさ(^^;その辺が泣かせますねぇ。中身も見れるようになっていますが、これは余り・・ねぇ?



 某掲示板で嫌になった「MD-LP」搭載機のコーナー。ATRAC3コーデックを利用する事により、ステレオのまま2倍長/4倍長で録音するという物。対応のポータブルMDプレーヤーは既にビクターが商品化し、発売しているけれども、ソニーはこれからです。
 もちろん録再のポータブル機も出品されていました。それらのカタログは後日自宅サーバーにアップしますのでしばらくお待ち下さい。



 最後にプロジェクター展示コーナー。某氏ご愛用の[VPL-VW10HT]を横に3台並べて展示してありました。なかなかの輝度ですね。素晴らしい(^^;プロジェクターの下を見ると・・・ベースバンドハイビジョンLDプレーヤーが置いてあった。私はこちらの方が欲しい(^^;



 と言う訳で、さっと流した感じの“Sony Dealer Convention 2000”簡易レポートですが、ほんと「規模に圧倒」ですね。新しいフューチャーは「MD-LP」「BSデジタル」位なんですけれども、ですが「DZ900」に採用されているブラウン管のピッチの細かさ。リアプロの高輝度高精細映像。等と、今まであった商品群を洗練した。という感じを受けました。それは絶対必要な事ですし、最重要ですよね。こういうのは嬉しい限りです。
 うちが扱っている商品としては・・・「MD-LP機能搭載」の「ミニコンポ」「ポータブル録再/再生機器」当たりが最重点商品となるのでしょう。何を聴かれても大丈夫な様に知識武装しておかないと。あぁ焦る焦る・・・と言う訳で頑張るのでソニーさんも協力の程を(^^;
 ちなみに、“Sony Dealer Convention 2000”ですが、撮影禁止でした(笑)それを知ったのは終了時点だったんですよーって事にしておいて下さい(^^;
 とりあえず問題になるような事は書いていないつもりですが、「これはまだ出すなよぉー」と言うような内容の物が有ればご指摘下さいね。(関係者各位殿)
 と言う訳で、秋〜冬のソニー新製品群をお楽しみに(^^;ちゃおぉ〜

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