“Audio Expo 2001”簡易レポート
去年・・・なんだかんだいって書きそびれた「オーディオエキスポ2000」ネタ。ずるずるいって書けませんでした。あははー笑って笑って。
毎年、大阪は日本橋の電気屋の店員が数人集まり、東京で開催される「オーディオエキスポ」という、AV機器の展示会に行くんだけれども、2001年10月5日金曜日、また朝もはよから向かう事に・・・
まぁ相変わらず「東京ビックサイト」はでかいですねぇ。あの建物の形の意味は未だにわからないんだけれども。
さて、今年のテーマはなんだろう・・・今回もやっぱり見えない。統一感が無いんですな。でもまぁ統一感が必要ではないのでいいんだけどね。
まずは入り口にそびえる「パナソニック」ブース。毎年いる事業部の人いないなぁー別の方とデノンの方がいたんでとりあえず挨拶。
うーんと、SDオーディオの新製品。なかなか可愛くなってるぢゃない。ちょっと欲しいかも?でも今回は交換してくれないだろうなぁ(^^;
その横には謎な商品。任天堂の「ゲームキューブ」にDVDプレーヤーが入った、しかも本体がギンギラギン・・・なんやこれ???参考出品ってなってたけど、ここまで出来上がっているんだから発売されるんでしょう。こ、これが「3DOパート2」なのかぁ?・・・・冗談ですってば(^^;
で、お次は「日本コロムビア デンオン」改め「株式会社デノン」ですね。海外の名称・・・つーか発音上の問題だと思うんだけど、「デノン」というのが一般的なんですよね。私はしばらく「デンオン」って言っちゃうと思います・・・
まぁ最初はアンプですね。最上位機種「AVC-A1SEA」は既出ですけれども、その最上位の弟分、恐らく「AVC-A10SE」の後継としてだと思うのですが、「AVC-A11SRX」が展示されていました。一番新しいと言われているフォーマット「dts 96/24」にも対応したアンプとなるのですが、ここで「AVC-A1SEA」はどないなんねん?となると、またバージョンアップサービスを行うそうです。うーん・・・「徹底したサービス」と言うべきか、「落ち着きの無い商品の出し方」というのか・・・ねぇ?
DVDも出ていましたが、まだ完成版ではないという事でした。「DVD-A1X」という型番です。なんでも「X」が付くんですね。想像付きました(^^;
また、試聴会ではトラブル続出。イライラしまくりましたねぇ。
次はビクター。今回はちょっとしんどいですね。ポータブルMDとかばっか。ブースの大きさは結構あったんだけどな。
コンバーターのデモとかはやっていたけれども。ちょっと楽しくなかったですねぇ。
お次はシャープ。お馴染み1ビットデジタルアンプ商品群。とうとう5.1チャンネルのAVアンプに1ビットデジタルアンプを導入。これ面白いなぁーアンプ自体の評価は非常に高いですからね。スピーカーはしょぼいけれども。
もちろん熱量の感じない細い音だけど、解像度は素晴らしいですものね。実際に商品化されてどう評価されるんでしょうね。
次は「パイオニア」ブース。まずは新しいAVアンプ。凄い重量級アンプ「VSA-AX10」の内部展示が行われていました。しかしまぁ・・・「THX ultra 2」ですか。もう訳がわかりません・・・・しかしこのアンプ、マイクが付いていて、下手の音を測定してセットアップをすると言う非常に楽しい機能が付いています。後はS映像やビデオ映像をコンポーネント出力に変換するといった不思議な機能も付いています。定価42万円。ひえぇーここまでするなら、プリメインにせんとセパレートにすればいいのにねぇ。
ちょっと不思議な商品。小さいコンポなんですが、HDDが内蔵されているんですって。USB端子などもあって、パソコンとの連動も。こういうのが出てくるんですか。ここまでするなら別に「パソコン」でいいぢゃん。って思うんですけど、パソコンで音楽をキャプチャーしたりするのってそんなに大変???という事を思うのであった・・・
マジックゲートメモリースティックのマークも入っていたので、ここで音楽を移動させたりも出来るんでしょうね。
あとはお馴染みプラズマディスプレイ群。色再現かなり良くなってますね。私はDLPリアプロより好き。
デモでBSデジタルのハイビジョンを放送していました。いいねぇー高いけど。
あとは「DVDレコーダー」の新製品。これは発売が延期になった廉価版だと思います。「DVR-5000」になるのかな。
その隣にパソコン用DVDレコーダードライブの新製品も展示。これさーCD-Rも焼けるんですけど、DVD-R/RW専用にして安くして貰えませんかね。
で、うちでは扱ってないんだけれども「ナカミチ」。最近何してるんだろう・・・って思ったら割と大きいブースでしたよ。恐らくOEMであろうプラズマディスプレイと共に縦型の可愛いDVDプレーヤー等を出品していました。厳しく言うと・・・「見た目の勝負のみ」なんだと思った。私のように「見た目は弁当箱でもなんでもよい」人間としては、全く興味をそそらなかったなぁ。家庭のリビングなどにはこういうのを置くんでしょうか。いまいち・・・・
では、「ヤマハ」のブース。もちろん目玉は「DSP-AX1」の後継「DSP-AZ1」となるんでしょう。もうご存じの方も多いと思いますが・・・「ぶっさいく」ですよねぇ。めちゃかっこ悪い。見た目は購買意欲に関係ない私としても・・・ねぇ。
でもまぁ定価が30万円になったんですよね。内容を考えると凄いコストパフォーマンスだと私は思います。
あとは、ちょっと変わり種として、音楽CD作成を重視したパソコン用CD-R/RWドライブ。ドライブによる音楽CDの質の差にやっと注目されだしてきた昨今、ヤマハもやっと気にして出した。という事ですね。
次、「三菱」ブースです。毎年何があっても「三菱」ブースには寄ります。なんせ「紹介商品」そのものより、「その他」の商品の方が豪華だと言うのが笑えます。去年なんて、他社製品のオーディオ機器で鳴らしていたんだけど、それらの合計消費税で「LVP-2001」が買えるってんだから滅茶苦茶です(笑)今年はそこまででは無かったんだけど、もちろんなかなか楽しい。
120インチ強のスクリーンに今年もまた同じ「LVP-2001」を投影。また新製品は無いのか??って思ってたら、そーそー今年は「BSデジタル機器」と「DVDプレーヤー」が有ったんですよね。
ラックの中に、三菱の新製品「D-VHSデッキ HV-HD1000」と「DVDプレーヤー DJ-P500」が。それらのコンポーネントを変換機を通してRGBにしてプロジェクターにほりこんでいるという配線・・・ほんとね、こういう3管の絵を見ると、単管液晶プロジェクターを見てられなくなるんですよね・・・・上言い出したらきりがないのは解っているのですけれども。
今年も説明員はお馴染み佐藤さん。佐藤さんも言っていましたが、月2300円を払うだけで、一般家庭で市販ソフトなんて比べ物にならない「ハイビジョン映画」を手軽に見る事が出来る国は日本以外まだ無い訳ですよ。ですがBSデジタル機器は全く売れておりません。私には本当に理解出来ないんですよ・・・・なんでみんな導入しないんだろう?もったいなすぎですよ・・・・しかも数万出すだけで、数百円のテープを使うだけでその品質を損なうことなく記録すら出来てしまうんです。一家に一セット。BSデジタル機器を是非導入して下さい。直ぐに元が取れますよ。
では「dts」のブース。フォーマット乱立の中、また新しく「dts-neo:6」「dts-96/24」の紹介やデモですね。PS2のソフトで、ゲームの音声がリアルタイムにdtsエンコードされて出力するアイスホッケーゲームも紹介していました。凄いわこれーどんどん採用して欲しいですね。
いつ来ても「dts」のブースはかっこいいです。こういうシンプルながら訴える力のあるブースは他にないですよね。センスの違いなんでしょうか。
主立ったブースはこんな感じなんですけど、ちょっと気になったブースを。「TAOC アイシン高丘」なんですが、去年強烈に高いスピーカーが出ていたんですが、今回はセットで38万円定価(っていっても高いけどさ)の2ウェイが出ていました。このしっかりした音、高剛性のエンクロージャ。そりゃ納得です。
もちろん推奨スタンドも相当良い物で、この辺は「流石TAOC」といったところですよね。
まぁ、「スーパーオーディオCD」と、「DVDオーディオ」ブースです。SACDもマルチチャンネルになっちゃいました。私はピュアにマルチスピーカーいるかぁ?っていう人ですんで「SACD、オマエモカ」という印象でして・・・
あとはまぁ、「BOSE」でノイズキャンセルヘッドホンとか・・・
カーステの展示が有ったりとか・・・でしょうか。
とまぁ、足早にレポートを書いてみましたが、残念ながらメジャーなメーカーがかなり出てませんでしたね。不景気のせいか、「AVには自信がなくなった」のか・・・
あとね、コンパニオンのお姉ちゃん少なくなかった??もっと多かった気がしたんだけどなぁ。残念。
来年は・・・不安です。どうなっていくんでしょうか。
最後にちょっと驚いた事。毎年「東京FM ミュージックバード」のブースが出ていて、ラジオの生放送を行っているのですが、なんと「globe」の「マーク・パンサー」と「KEIKO」がゲストとして来ました。ほんとびっくりした・・・・写真がなかなか撮れなかったのですが何とか隠し撮り。お陰で不鮮明。あぁ残念。
去年は森口博子でしたっけ??
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