信頼される薬局を目指して〜
『かかりつけ薬局』をもちましょう

どこの薬局を利用するかは、患者さんの自由ですが、あなたがいつも利用する薬局が決まっているとすれば、その薬局のことを「かかりつけ薬局」といいます。
「かかりつけ薬局」を持つことによっていくつかのメリットがあります。そのメリットによって皆さんが適正・適切な服薬ができ、安心で健康な生活を送ることが可能となります。
このことから、安心で健康な生活を送れるよう、皆さまがかかりつけ薬局を持つことをお勧めしています

『かかりつけ薬局』をもちましょう

『かかりつけ薬局』では、患者様お一人お一人のお薬の履歴や体質、病状、生活習慣等を薬歴に記録し、これに基づいて安全性と有効性を確かめた上でお薬をお渡しいたします。

<例>
「この患者さんは先週、○○病院(内科)から○△の薬を処方されていて調剤したけど、今回の△△診療所(整形外科)からの処方せんで☆☆の薬が処方されている。これではお互いの作用で思わぬ副作用がでてしまう!」ということで、△△診療所の医師に連絡して、処方せんの内容を変更、中止してもらい、トラブルを未然に回避し適正な服薬が可能となりました。

薬についてわかりやすく説明します。また、薬の名前や効き目、注意事項などを書いた説明書をお渡しすることもあります。
分からないことや、心配なことがあったら気軽に相談できます。

<例>
「今朝、血圧の薬を飲み忘れたけど、今飲んで大丈夫かしら・・・?」
「薬を飲んで変な色のおしっこが出たけど大丈夫かな・・・?」

寝たきりなどの在宅患者様には、薬剤師が自宅にお薬をお持ちしてその説明を行ったり、服薬状況の確認管理をすることによって安心してお薬が飲めるようにお手伝いをしております。
また、もしあなたの処方せんがすぐに調剤できない場合でも、後ほど調剤したお薬をご自宅や職場までお届けさせていただきます。

一般薬を購入する際も『かかりつけ薬局』なら、あなたの薬歴に基づき今飲んでいるお薬との飲み合わせについての相談することができます。また副作用情報を含め、健康に関する情報の提供が受けられます。そして、もし医師の診察・検査などが必要と判断されるときは医師への受診をお勧めします。

<例>
「今、花粉症で耳鼻科の薬を飲んでいるけれど、朝から熱が出てきたので一緒に飲める市販のかぜ薬がほしい。」