

「ぼくたちはまた、西へ行ってみます。」
2000年 演劇公演企画書
扇町ミュージアムスクエア協力公演
〜西へ行く 第2回公演〜
カラス、西へ行く
西へ行く
山本禎顕(立身出世劇場)
上別府勲(立身出世劇場)
山崎総司
西へ行く 第2回公演 公演概要
公演名西へ行く第2回公演「カラス、西へ行く」(扇町ミュージアムスクエア協力公演)
公演日時 2000年9月7日(木)19時30分
8日(金)19時30分
9日(土)15時/19時
10日(日)13時/17時
※ 開場は開演の30分前、受付は開演の1時間前
公演場所 扇町ミュージアムスクエア
出演者(50音順)池田幸巨(スクエア) 入谷啓介 上別府勲(立身出世劇場) 大西美穂(芝居屋坂道ストア) 奥田義人(MOTHER) 加三修(T∀NTRYTHM) 坂口修一(T∀NTRYTHM) 中村なる美(劇団☆新感線) 林宏二(劇団M.O.P) 藤田育子 藤岡悠芙子(南船北馬一団) 山田かつろう(売込隊ビーム) 山本禎顕(立身出世劇場)
スタッフ 作/藤本有紀 演出/山崎総司
舞台監督/サコ 舞台美術/岡一代 照明/西崎浩造 音楽/児島塁
音響効果/谷口大輔 衣装/下村由香 宣伝美術/植田聡史 スチール/山口昌志
製作協力/安積智子 企画製作/西へ行く(山本禎顕・上別府勲・山崎総司
協力(順不同)扇町ミュージアムスクエア 立身出世劇場 MOTHER 劇団☆新感線 T∀NTRYTHM スクエア 南船北馬一団 劇団M.O.P 売込隊ビーム 芝居屋坂道ストア 池田意匠事務所 S.F.C T&CREW gigafllops リコモーション ライターズカンパニー田畑冨久子事務所 ヴィレッジ
料金 前売り 2500円 当日 2800円(日時指定・整理番号付)
チケット取り扱い チケットぴあ (TEL 06-6363-9999)
チケット発売日 2000年7月9日(日)
西へ行く プロフィール
1997年12月、「立身出世劇場」の役者である山本禎顕・上別府勲と、当時「MOTHER」の演出助手であった山崎総司の3人が中心となり旗揚げ。企画者と同世代である関西小劇場界の“若手”の役者・スタッフが集まって、「今までにない新たな演劇のスタイルを作ろう」というコンセプトの“プロデュース・ユニット”である。
1999年2月、第1回公演「番長、西へ行く」を行い、観客動員約800人を記録。同世代と言いつつも、出演者・スタッフの人選には、企画・プロデュースを行う3人が実際に芝居を見て、関西の実力のある若手、これから数年後に頭角を現して来るであろう若手をピックアップ。作品・公演の内容によっては、キャスト・スタッフを毎回変えて、常に斬新な芝居を作っていくという、今までの関西発のプロデュース公演にはなかった、本格的なプロデュース公演形態をとっている。
また、上演する内容は“笑い(コメディ)”“意外性”“ストーリー性”の3つを基本としており、この三つが融合された斬新な作品づくりを目指している。第1回公演『番長、西へ行く』では、「現代に、番長たちが群雄割拠しており、その番長がケンカをせずに話し合いを始めたら?」というとんでもない発想の“シチュエーション・コメディ”を上演。今後も、時には“ウェルメイド・プレイ”、時には“スラプステック・コメディ”と、さまざまな作品形態を上演予定である。
<第1回公演・公演データ>1999年2月12日(金)〜14日(日)計5ステージ
大阪・扇町ミュージアムスクエア
出演者山本禎顕 上別府勲 井之上チャル(以上、立身出世劇場) 入谷啓介(リリパットアーミー) ますもとたくや 奥田義人(以上、MOTHER) 岡田朋也(くるくるオンパレード) 坂口修一(T∀NTRYTHM) 池田幸巨(スクエア) 中村なる美(劇団☆新感線) 藤田育子 江本敏子
スタッフ原案/藤本有紀 脚本/青木冬人 演出/山崎総司 舞台監督/岡一代 美術/柴田隆弘 照明/西崎浩造 音響/谷口大輔 衣装/下村由香・上橋恵美子 小道具/コニッタ 宣伝美術/植田聡史 スチール・映像/山口昌志 制作協力/安積智子
以上が最新の情報です。ここにチラシの写真を載せられれば非常にインパクトもあるのですが、次回の更新をお待ちください。以下は、先日行われた、顔見世で演出家山ア総司氏から示された2枚の資料です。参考までに・・・。
(高校球児が出てこない高校野球の話)
+
(まったく緊張感のない誘拐劇)
‖
『カラス、西へ行く』
今回の舞台は「高校野球の三塁側ベンチ」。
高校野球の試合を舞台に、今までに見たことのない誘拐劇をお届けします。
しかも、登場人物の中には、高校球児が一切登場しません!
さらに、誘拐劇にありがちな「犯人と刑事の電話のかけひき」や「身代金の受け渡し場面」などの緊迫したシーンなども一切出てきません!
●では、いったい誰が試合をするのか?
●犯人たちはどうやって連絡を取り合うのか?
●タイトルの「カラス」との関係は?
それは、作者の希望により公演当日までお教えすることができないのです。
この奇抜なアイデアは前回同様、作者・藤本有紀氏によるもの。
藤本氏は、今年のフジテレビ系ドラマ『2千年の恋』や昨年のドラマ『鬼の棲家』の
脚本を手がけており、東京の人気劇団「カクスコ」の脚本や、「立身出世劇場」にも作品
を提供している、今年大注目の人気脚本家で、今回は「西へ行く」のためだけに書いた、
新作書き下ろしとなります。
「関西小劇場青田刈り企画」再び!
ご無沙汰しております。”西へ行く”と申します。 第一回公演『番長、西へ行く』上演後、
皆様から「”西へ行く”は1回きりなの?」「あんな面白い舞台をまたやって欲しい!」という喜ぶべきお言葉を頂きまして、
2回目の公演を行う運びとなりました。 今回も関西小劇場のあらゆる劇団から、個性的すぎるほどの実力派”若手”が集結。
前回出演メンバーから今回初参加組まで、計14人もの役者が「扇町ミュージアムスクエア」を舞台に我先にと目立ちまくります。
さらに、各スタッフ陣も今もっとも注目されているメンバーが参加。
特に脚本に関しては、前回、ドラマ『鬼の棲家』の脚本執筆のために急遽”原案”の立場に
まわった藤本有紀が、今回は全面的に”作家”として参加。
今回のために新作を提供してくれます。
また、劇中で使用される音楽についても、全曲オリジナル曲を用意。
作曲は劇中使用曲が全てテクノサウンド、という今最も勢いのある
若手劇団「T∀NTRYTHM」の児島塁が担当します。
我々はこの公演を「関西小劇場青田刈り企画」と銘打ちました。これからの関西小劇場界背負って立つ存在が一堂に会するこの公演、お客さんはもちろん、「どこかにいい役者はいない?」とアンテナを広げている関係者の皆様にも、目が離せない公演になること間違いなしです!