スイセン(水仙)
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Last updated on 2002/03/13


 スイセンは日本に昔からあった野生の植物ではなく、室町時代に大陸から渡来したものだといわれています。しかし今では、福井県越前海岸や南房総、淡路島など各地に大きな野生地があり、「水仙郷」などと呼ばれて観光地になっています。

 精神分析学用語の「ナルシシスト(自己陶酔者)」は、水仙に関するギリシャ神話から来ているといわれています。すなわち、ナルキソスという美少年が、水に写った自分の姿にあこがれ、見とれているうちに溺死して、水仙(Narcissus)になったというのです。

 多くの園芸品種があり、イギリスの王立園芸協会には1万種以上が登録されているそうです(週刊朝日百科「世界の植物98」による)。下の写真は、実家(相生市)の軒下に咲いていたものです。母が、元気だったころ(たぶん10年以上前)に、植えたものだろうと想像しています。品種名など、詳しいことは分かりません。

(写真はクリックすると大きくなります。)


2002/01/25


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2002/03/08


 

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