ノギラン(芒蘭)
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 相生市那波野(平芝)の墓地から天下台山の北尾根伝いにとんび岩へ登る道々で、2002年7月20日に撮ったノギランです。天下台山ではノギランは珍しくありませんが、このルートは特に多いと思います。

 「ノギ」とは稲や麦の果実の先から出ている長い剛毛状の突起のことです。花びらの先がとがった様子がノギに似ているところから付いた名前だといわれています。花には茶色っぽいものと白(緑)っぽいものの2種類があります。茶色っぽい花が穂状に集まった様子は麦の穂に似てるように思えます。遠目には地味な花ですが、アップで見ると「なるほどランみたいだ」と納得できます。学問上はランの仲間ではなくユリ科です。葉はショウジョウバカマに似ています。

(写真はクリックすると大きくなります。)


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