ニホンジカ(日本鹿)
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Last updated on 2010/02/15


 わが家のタケノコ山(竹藪)では、3年ほど前からにイノシシが出没し、被害が年々増えています。そこで昨年、思い立って「罠猟」の狩猟免許を取りました。

 狩猟期間中の今年2月4日、被害の多い竹藪にイノシシ用の「くくり罠」を仕掛けたところ、2月9日に下の写真のようなシカがかかりました。ワナに前脚を取られて横倒しになっていますがまだ元気です。うかつに近づくと蹴飛ばされる状態です。

 シカも、近年野生頭数が急増し、人里へ現れて農作物や植林した苗木を食い荒らすため、兵庫県(淡路島を除く)では今年から捕獲頭数の上限が解除されて無制限となり、狩猟期間も1カ月長くなっています。

 「くくり罠」とは、通りがかった獲物の足にバネの作用でワイヤーロープをくくりつけるタイプの猟具です。画面左上の立木に巻き付いているのがそれです。箱罠(いわゆる檻:8〜9万円)に比べると安価で、自作すれば材料費は2千円程度、完成品は通販で5〜6千円です。ただし、危険性があり、人が立ち入るような場所では使用できません。猟犬がかかることもあります。タケノコ泥棒も捕れるかもしれません。私の場合は、タケノコ山の出入り口に「立ち入り禁止」の表示をしてから設置しています。なお、狩猟免許は「箱罠」でも必要です。

【追記】2010/02/15  神戸新聞の関連記事。  → シカ被害対策セミナーに250人 たつの

 

 


 

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