鋼鉄の風情

「幾多の旅を見つめて」

写真から旧型客車のジョイント音が聞こえてくればいいな。
そんな、鋼鉄の風情。

「夜の岸壁の女王」
平成の北前船、はまなす号。
昼間に着岸あんまりしないんですよね。光り輝いてまさに女王の風格を漂わせています。
侍らす付き人は多くのトレーラーヘッド・・・？

こちらの女王様はカモメを侍らせています。ずらっと・・・
なんだか、カモメって本当に神秘的な動きをしますよね。
氷川丸が生まれた年は昭和五年、この後品川で「つばめグリル」へも行きまして、そちらの創業も昭和五年。
前年に特急「つばめ」が運転開始など、世の中優雅を極めたように見えながら、実態は不況下で徐々にやせ細る経済…
そして翌年からは長い戦いが始まったのです。当時の人は予想もしていなかったような…
…八十年経ってもどうやら人間は全く進歩していないようです。

アンテナとトンボ。何万キロ、あるいは何億キロ先の探査機と通信するアンテナと、たかだか数十メートルの高さまでしか飛べないトンボ。
どちらも人にとっては遠い次元の話のはず、なのによくぞ宇宙まで飛び上がるものだ。
さてはて、「今週のはやぶさくん」あたりでうすださんと言われているこのアンテナ。
最近はスケジュールもキツキツだしということで内之浦のうっちーさんが手伝うやら、南米局が欲しいやらという声が聞こえてきます。
常に夢はあるらしいのですが、さてはて、いつのことになるやら。

「はやぶさ」おかえり！　そして「あかつき」行ってらっしゃい！＆「イカロス」頑張っていけ！