桜の写真(1)

姫路城の桜といえば全国的に有名だろうが、この写真の構図もあまりに有名のはず。
だからさっさと没になったのだ。このサイト以外じゃ人に見せる機会は…ないだろうなぁ。
姫路城という場所は、城郭自体が綺麗でさらに桜も沢山植わっていて、ほんといい場所だ。
ただし、手前の広場が酒飲みだらけになるのは日本の花見のデフォルト風景とは言え、なんとなく嫌なもんだ。
飲む側に回ったらまた印象も変わるかな？…いや、絶対に桜の下で酒は飲むまい。ああはなりたくない。

二枚目も姫路城。この日は一応城内まで入ったのだが、人がやたらと多く天守へは上らなかった。
今度大規模修理で暫く見れなくなる事を思えば、行っておいたほうがよかったかなぁとは思う。
まぁ、幼稚園の頃から何度か姫路城へは行っているので、今更見ても目新しい物があるわけでもないのだが、常に何か新しい発見があるものなのだ。
ちなみに姫路城の外郭は旧軍の駐屯地として利用され、今でも当時の建物が美術館になって残っている。

桜が咲いてるなぁと思いながら、遠出する気にちょっとなれなかったからぶらぶらと近所を徘徊。
桜の名所と言うわけではないし、大体桜は一本しか植わってないのだが、水無瀬神宮には遠方からも桜を撮りに来る人が居るらしい。
確かに、静かで空気感のいいところではある。近所と言う事でとかく軽視しがちだが、ちゃんと写真を撮ってみた。
結果、なかなかいい出来になった。新しく手に入れたズームレンズの活躍と言うのもあるのかもしれないが…
で、この写真はそのいい出来になった写真達の中の、没写真。似たようなアングルで良いのがあるので、このカットに日の目が当たることはないだろう。

とまぁ没写真ばかり並べるのもなんなので、文化祭に出たのも一緒に並べておこう。
ただし、数合わせ的な存在なのであまりいい出来ではないのだが、八坂神社でまともに撮れた写真の一つ。
この写真を展示した07年の文化祭ではまだ余裕があったので、額縁を総動員して自分も10枚ほど展示させてもらった。
しかし、08年は人が増えたので余り枚数を出せなかった。それで没写真も大量に発生している。

夙川公園という場所を知ったのは、某アニメの影響が全く無いとはいえない。
でも、この場所に行けてよかったなぁと思う。桜並木が川沿いに延々と続くというのは、さすが阪神間というスケール。
甲陽園から香櫨園までずっと歩いたのだが、阪急、阪神沿線のカラーの違い、そして乱入者のようなJR周辺の違いも楽しく、写真もよく撮れた。
で、この写真はというとピントが合っている右の桜が左の桜と被って潰れてしまっているのがなんとも残念。
ピントは奥のほうがよかったかなとも思ったが、なんとなく人にはピントを合わせたくない日であった…

夙川公園といえば、桜の中を阪急甲陽線が走り抜けるというそのロケーションにも人気がある。
それで阪急の写真も撮っていたが、やっぱり人が多いからそれをどうするかに気を使った。その結果失敗したのがこの写真。
右端には人の脚が写りこんでいるし、線路脇の人を隠そうとした結果一緒に電車も隠れてしまった。
でも、やっぱりこういう写真は写真展に出すには忍びないが、サイトに乗せておくには充分かなぁと思っている。
ちなみにこの川、あんまり綺麗じゃない。ちびっこは容赦なく入っていくが、水を飲んで大丈夫だなんて口が裂けても言えない。