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N値計算

N値計算について

すべての壁の壁強さ倍率を1.96で割ったものを壁倍率相当と、みなし、
N値計算と同じ方法で柱の引抜力を計算します。

 

N値計算を行うことにより、以下の計算オプションが使用できるようになります

 

 両端の柱が”い”の壁を金物Tにする

 この項目にチェックをつけると
  N値を計算し、壁の両端の柱に引き抜け力が働かない”い”の場合、
  ほぞ差し程度でも 平成12年建告1460号に適合する仕様(金物T)を満足するので、
  その壁を金物Tとして計算します。

チェックを付けなければ、建物の金物仕様で計算されます。

 基礎の低減を評価する

 この項目にチェックをつけると
  N値を計算の元の壁倍率の算定にあたり、壁強さ倍率が基礎により低減されている場合は、
  低減された壁強さ倍率(金物T)を使用して、N値計算を行うことができます。
  基礎が弱い場合、金物のみを強くしても壁本来の強さが発揮できないので、
  計算上期待できる耐力に対してN値計算を計算行います。

チェックを付けなければ、基礎の状態を無視(健全な状態)して計算されます。

 

N値=引抜力(kN)÷(1.96 ×2.7(標準壁高さ)) より 引抜力を計算しています。