清掃登山 ケーブル比叡〜瓜生山
                             2022年06月05日(日)


9:00ケーブル八瀬9:15−モニュメント前9:25−10:22結界10:30−10:36水飲対陣跡碑−
10:53鳥居の広場11:05−12:02瓜生山(昼食)12:33−12:55茶山13:03−
13:19 パブテスト病院13:26(解散)

京都府山岳連盟主催の清掃登山である。
コロナ禍で2年ぶりの
清掃登山で52回目になる。
28の団体が参加して、府下18コース
を清掃した。



そのうちCコースのケーブル
比叡〜瓜生山を担当した。

ケーブル八瀬駅前に45名が集合、
ケーブルカーで標高差561mを9分で登る。

ケーブル比叡駅横にはHIEIZAN の
真っ白な箱文字モニュメントがあった。
関西の「文字モニュメント」13選に選ばれ
、SNS映えすると人気がある。
ここで記念写真。

ケーブルに沿って下ると
早速ゴミを発見、この辺りは
ゴミが多い。



どんどん降りていき、西に展望の開けた
休憩所に入っていった。
トレール委員の中川さん達が作った
手作りの長椅子があり、先客の
登山者たちが座って寛いでいた。

さらに降りていくと「奥座敷ですよと」
紹介された展望所に来た。
下に「大広間」があり、
道に積まれた石の上には
首無地蔵さんが鎮座している。
その奥には比叡山浄域と俗界を
分ける「浄刹結界跡」の碑が
立っている。



この辺りは風化した砂の層で
谷がそっくりえぐられている。
水切りを作ったり、横木の階段を
造ったり、トレール委員の方々が
苦労して補修しているのが分かる。

大きな石柱は「水飲対陣跡碑」である。
公家の千種忠顕が足利直義軍と
比叡山西坂本水飲で戦い、
戦死した地を示すもの。

ここから左手後方の細い道を
降りていく。
道を間違える人がいないか後ろ
の人に注意してもらう。



谷に降りては登り返し、
音羽川を丸木橋で渡る。
鳥の声が聞こえ「シライトソウ」が
咲いていた。

急坂をジグザグ登って、
石鳥居のある「掛橋」と呼ばれる
開けた広場に出た。
ここで休憩。
消防団の人たちも訓練で登ってきた。



てんこ山の麓を横切る林道は
新緑の木漏れ日の中、快適に
歩いて行けた。
昔、比叡山ドライブウェイを
造る計画があって整備された
ものらしいが、付近の住民の
反対にあい中止になったとか。

1時間近く休憩なしに歩いて、
やっと瓜生山標高301mに着いた。

12時着の予定が2分遅れた。
ここで日陰を見つけて昼食。



瓜生山は東山三十六峰の一つで、
この山に降臨された祇園の
八坂神社の祭神、牛頭天皇は生来
「きゅうり」を好まれたことから
「瓜生山」と呼んだとか。

朱色のお堂は狸谷不動院の
奥の院で「奥之院 幸龍大権現」の
扁額がかかっている。
奥の院の裏に元勝軍地蔵が
祀られていた石室がある。

30分の昼食タイムも過ぎて、
瓜生山を下りて行くと、
「第三十三番普香王(ふこうおう)童子」
の祠がある。
奥の院から狸谷山不動尊までの道に
三十六童子の祠が並んでいるそうだ。

標識No.58‐2の清沢口石切場
(白川の採取場跡)案内標識に出た。
背後に石切場があり露岩を
彫った跡が残っている。

説明文によると、7000万年前、
地下のマグマが瓜生山の下に、
噴火を伴わずに貫入して比叡山よ
り高い山が出来た。
この溶岩は冷却されて花崗岩となり、
永い年月の間に表面から徐々に
崩壊して、結晶粒子の美しい
「白川石」となった。

白川の男は石切場で働き、
女は白川石を粉砕した白川砂で
花を栽培、花を売り歩く
「白川女」になった。

「こんなにきれいなけしきを
白川夜船で通っちゃ損だからね」と
言うことがある。
「白川夜船」というのは、
京都を見てきたふりをする者が、
京の白川のことを聞かれて、
川の名だと思い、夜、船で通った
から知らないと答えたという
話によるという。

白川には船が浮かぶような
流れはないのである。
熟睡していて何も知らないこと。
何も気がつかないほどよく
寝入っているさま。
転じての知ったかぶりの意味がある。



標識No.58‐2には富岡鉄斎の
揮毫による「白幽子巌居之蹟」の碑があり、
「白幽子旧跡」の案内標識がたっている。

この岩窟に白幽子という仙人が
住んでいた。
過度の禅修行により肺結核を患って
いた若い白隠禅師が白幽子を訪れた。
白幽子は「内観の法」、観想法の
「軟酥(なんそ)の法」を白隠に伝授して、
病を快復させたといわれている。
白幽子の使った井戸というのもあった。



岩場を登って平坦な山道行くと、
東山三十六峰の一つ茶山に着いた。
この名前は江戸時代の豪商茶屋四郎次郎
の山荘があり「茶山」と呼ばれていた
ことに由来する。

ここで点呼を行い「解散」の
挨拶をする。

さらに南へ降りていくと、
標識No.56‐2で沢を渡ると
大山祇神社/地竜大明神に着く。
大山祇神(大山積神/おおやまずみ)は、
山霊の諸神のこと。



バプテスト病院到着。
ここでみんなが拾った
ゴミをまとめる。
今回の成績は4袋になった。
参加人数とゴミの数を本部に報告し、
流れ解散となった。















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