書き物
第6話 TKK的合成CG作成法 −完結編−

すいません。早くアップが出来るとかのたまっておきながら、またしても大幅に遅くなってしまいました(^^;)。でも、今回でこのシリーズもホントに完結です。

それでは早速、最終回の完結編をいってみましょう!

図09

前回はメインカメラの処理で終わりましたが、先ずは背景を含めた3枚の画像を結合し、1枚絵とします。結合した画像が上の図9です。ここで完成となっても別段構わないんですが、私の場合、空気感?を表現したいので、もう1つ処理をしています。

図10

その処理ですが、先ずレイヤーを一枚作成します。作成後塗りつぶしのツールを使い、薄い水色で円形のグラデーションを掛けます。グラデーションの強さや幅等のパターンは自分で調整していますので、どこがどうという風には書けませんが、取り敢えずは図10のような感じです。

尚、ご覧の通り円形の中心は、左上隅ギリギリに持ってきます。勿論、このままではおかしいので、このレイヤーの透明度を弄り、違和感がないようにします。

図11

その弄った画像が上の図11です。図9の画像よりも良くなった・・・感じがしません?(笑)

これで画像の処理自体は終わりました。あとはこの上に文字等を重ねれば、万事めでたく完成となります。

と言う訳で、全4回と言う長い間の書き物になりましたが、如何でしたでしょうか?以前にも書きましたが、あくまでも自己流のやり方ですし、もっと効率的な方法があるかとは思いますが「こんな感じに作業しても、これくらいの事ば出来る」と言うのはお見せ出来たかと思います。

尚、私の場合はプラモデルとの合成でしたが、人物等を使用した合成にも使える方法かと思います。ちょっと面倒臭い面もありますが、そんなに難しくはありません。この手の作業をお考えの方は、一度挑戦されてみては如何でしょう?

※制作に使用したもの

●デジカメ・・・東芝「Allegretto M4」(214万画素)

●グラフィックソフト・・・「Paintshop Pro 6.02J」(メイン処理)&「PhotoMagic 1.0J」(モデルの切り抜き処理の補助)

因みに、上で偉そうな事を書いてますが、グラフィックソフトの50%の機能は「使えてない」(「使ってない」でなく「使えてない」)筈です。はっきり言って、よく解りません(笑)。

2002・03・02


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