往きと帰りに一コマずつ
私は飛行機に乗るのが好きではありませんが、飛行機の窓から外を眺めるのは好きです。
高いところから、見下ろすのが好きなのかも知れません。飛行機の窓から眺めると、地べたからみても分からないようないろいろなことが分かる気がします。街や山や川の形が分かります。
飛行機に乗るときはなるべく窓際の席を選ぶようにしていますが、家族と一緒だとなかなかのんびり窓の外を眺めるわけにはいきません。今回は出張で一人でしたので、満喫することが出来ました。飛行機はとても空いていたので、往復ともに窓際の席を選ぶことが出来ました。
往きは夕方の便でしたので夕日の見える側を選びました。熊本空港到着直前に日没。水平線に沈む夕日が見えました。但し気流の為に揺れたので、写真に撮るのは一苦労でしたが。
帰りの便の窓から見えたものは、少々ウンザリするような景色。大阪平野を覆うスモッグ。
あぁ、戻ってきたんだなぁ、と、何となくしみじみとしたのでした。
熊本出張のふたコマ
仕事、出張で熊本へ、
急な出張というわけではありませんが、前後の予定が大変混んでいて、夕方に出かけて、会議終了次第とんぼ返りという、いささかハードなスケジュール。九州に足を運ぶのは、15年振りくらい。福岡に親戚がいますので、学生の頃、そこまでは行ったことがあります。新婚旅行に、与論島と沖縄本島に行ったのも、九州に入りますね。
阪急夙川駅から伊丹空港へ向かいました。途中、駅前でピアノのレッスンから帰る長女と次女に出くわしました。「トウサン、行ってらっしゃい。気を付けてね。死なないでね。」縁起でもありませんが、この頃は飛行機に乗るのも新型肺炎の影響もあり、命がけとむすめ達は思っているようです。私は必要があれば飛行機を利用しますが、飛行機に乗ることは嫌いです。恐ろしいのです。
北海道出身の私からすると、日本の果てという印象なのです。違う人種が住んでいるような気分。どんな所だろうかと、少々身構えて飛行機を降り立ちました。当日は夜で辺りが暗かったのですが、空港からのリムジンバスを降りて、ふと見上げると、熊本城天守閣が照明に照らし出されています。こいつは立派です。
賑やかそうな通りに出て、ラーメン屋に入り晩ご飯にしました。どういうラーメンが熊本風なのか分からず、醤油味あっさりラーメンにしたのですが、とてもこしの強い麺で、醤油の味が強烈。厚めに切った焼き豚と縦にふたつに切った半熟卵が古風な感じ。
ホテルはなかなか立派なものでした。
翌日、会議の会場まで歩きました。熊本市はかなり大きな町です。素晴らしいお天気。立派なお城を眺め、写真を撮りました。空気がきれいです。街往く人々もお洒落で明るい感じ。バスが列を作って市内を走り回っています。路面電車が通っていました。タンタンのために写真を撮りました。
残念ながら、時間が限られていて、お城に近づくことは叶いませんでした。市街地を見下ろす、立派なお城は、熊本市民のシンボルと言うに相応しい。チャンスがあれば是非また訪れてみたいと思います。熊本はとてもよいところでした。
テーブルの上
職場の後輩が結婚しました。
結婚披露宴に出席するのは、随分久しぶりです。京都のホテルで行われたのですが、トウサンは職場の上司(ではありません、先輩ですが)として、スピーチを頼まれました。
スピーチしてもらったことはありますが、自分がするのは初めてです。他にも、仕事などでお世話になっている大先輩が何人もいらっしゃる中でのスピーチですから、いろいろとプレッシャーを感じます。市立図書館から、ヒント本を借りてきたり、それなりに努力の甲斐があったかどうか、、、なかなか素敵な結婚式でしたので、まぁスピーチはどうでもいいかも。
デジカメ持参でした。大勢の人がカメラを持ち込んでいますし、プロのカメラマンも場内を歩き回っていました。デジカメで立派な写真もなかなか難しいですし、取りあえず、他の人が撮らないようなものを、撮ろう、というのがこの日のコンセプト。なおかつ、主賓席に座り、なかなか身動きが取れなかったのもまた事実。
結局、ほとんど座りっぱなしで、目の前に出てくる料理や食器を沢山撮りました。
喜ばれるかどうかは分かりませんが、中には数枚、ピントが合ったのもあって、こうしておやこニュースの役には立っています。新婚旅行から帰ってきたら、CDロムに焼いて、渡すつもりですが。
名前は、、、下はエゾノギシギシだそうです
土手で撮った写真。の、続きです。
どちらも、花です。土手の茂みの中に、よく見かけると思います。雑草に分類されますけれども、よくよく近寄って見ると、どちらもなかなか魅力的な姿や色をしています。
天気がよいと、絞りをしぼれるので、ピントが合いやすいのです。
おねえちゃんと
すましがお
妹や弟が沢山いて、どう?
べつに、、、
楽しいんじゃないの?
楽しいよ。でもね、お姉ちゃんか、お兄ちゃんが欲しいな。
いろいろな、願いを叶えてあげたいと思う。でも、それだけは無理だな。
あっという間に4年生。ついこの間、だっこしてあやしていたような気がします。抱きしめてあげるのも、少々気が引ける年頃です。
レンゲの花と花アブ
何となく、気ぜわしく。
のんびりと、世の中を見つめたり、世間の動きに耳をそばだてたり。
うつらうつらと、居眠りをしたり。眠い眼を擦って小説を読んだり。
こども達と自転車の練習をしたり、ドッジボールで遊んだり。
散歩をしたり、晩ご飯を作ったり。
あんまりそういうことをしていません。トウサン、かっこいい。と云うセリフも、最近は余り聞かなくなりました。
暇なようで、忙しいことを、気ぜわしいというのだと思います。
バーベキューで猪名川の土手に行ったときに、撮った写真を二枚ほど。ミノルタのマクロレンズで撮ったものです。時間はいつだって、ゆっくりと流れています。
本日のメンバー
フィールドが近い
神戸側メインスタンド自由席
週末、天気が良ければハイキングをと、誘われていたのですが、残念ながら予報は雨でした。
ならば、と、雨の週末はサッカー観戦。それというのも、神戸に出来た新しいスタジアムに屋根が付いたお陰です。早速、ローソンでチケットを手に入れました。ファミリーチケット、5000円です。大人2人、中学生以下3人まで入場できます。ちなみに、幼稚園以下は大人一人につき一名、無料で入場できます。メインスタンド自由席に入場できます。
当日、ヨウカラが微熱、からだがしんどいと云うことで、カアサンとヨウカラは留守番。トウサンが残り3人を連れて、出かけることにしました。
いつもの阪神電車で三宮へ。地下鉄海岸線に乗り換え、御崎公園前下車。三宮で買ったお弁当が行方不明になったり、ちょっといろいろありました。駅からスタジアムへは、徒歩で5分ほど。雨の中傘を差して歩きました。
浦和側の自由席、前から5列目辺りに陣取り、お弁当を食べているうちに試合開始。サッカー専用スタジアムと云うことで、フィールドが近く、かなり迫力があります。開始早々、神戸が2点先取。浦和側とあって、余り盛り上がりません。斜め後ろのおじさんのヤジがとてもうるさく、嫌な感じです。ハーフタイムに神戸側に移動することにしました。
試合は点の取り合いとなり、特に後半終了間際に立て続けに点が入り、終了間際まで緊迫したものとなりました。タンタンが寝てくれたので、割とじっくり見ることが出来ました。エリポンは、トウサンの膝の上で神戸の応援団に合わせて手拍子を打ったりして、結構楽しんでいたようです。ナミンチはJリーグ選手一覧を眺め、オペラグラスを片手に観戦。試合を満喫したようです。写真をご覧下さい。お目当ての選手の一人、浦和の山瀬選手は余り活躍できず残念でした。神戸の田渕選手はフル出場で、マァマァの活躍。途中出場の播戸選手は、結果的に決勝点となる3点目を奪い、神戸側は大変盛り上がりました。試合終了間際にはスタンドのほとんどが立ち上がり、とてもいい雰囲気でした。
雨の日はサッカーを見に行く。神戸のファンはとても贅沢な環境にいると思います。スタジアムも素晴らしいし、チームの状態も上向き。ますますお客さんが増えてくれると良いのですが。
阪急電車でお買い物
ハムスタを連れて帰りました
連休最終日(5月5日)も良いお天気でした。連休最終日くらい、ちょっとのんびりする時間が欲しい。
この日は梅田でお買い物。母の日のプレゼントを選びに行きました。神戸にするか、梅田にするか、神戸なら車で行きますが、梅田なら電車です。たまには梅田に、ということで、電車に乗ることになりました。
阪神香櫨園駅から、西宮駅で乗り換えて梅田まで。我が家にとって特等席は運転席すぐ後ろ。特急を一本やり過ごし、西宮市発の急行に乗ることにしました。特等席ばっちり。およそ20分間、タンタンはご機嫌で、じっとしています。エリポンも同じく。
梅田に到着してから、取りあえず、阪急デパートへ。昨日からみんなで相談して、いろいろとアイディアを出し合いました。初夏に相応しいもの、帽子がいいんじゃないか、という意見。帽子を探すことにしました。我が家は余り梅田阪急を利用することがありませんので、少々不案内なのです。まずは旭川のばあちゃんに。右往左往しながら、ちょっとお洒落なブティックで素敵な帽子を見つけました。どの色にするかでちょっと迷いましたがいいものを見つけることが出来ました。お店から送ってもらうことにして、家に帰ってから絵や手紙を書いて送ることにしました。その後、デパートのフロアガイドを見直すと、一階に帽子店がある子とが分かり、そこで川西のばあちゃんに帽子を選びました。
思っていたよりスムーズに買い物が済み、お昼ご飯は、三番街でレストランを探すことにしました。こどもの日だし、たまにはいつもと違う所へ。余り、たいしたお店が見つからなかったのですが、ピザやスパゲッティのお店を見つけて済ませました。
予定していた買い物が終わったところで、トウサンから提案。屋上のペット屋さんに行ってみることにしました。こどもの日にハムスタを買うことにしていたのです。自宅近くのホームセンターで買うつもりで居たのですが、ちょっと寄り道することにしました。屋上は子供向けのいろいろな遊具が並んでいます。全て有料です。奥の方にペットショップがありました。ハムスターを見せてもらうと、可愛いジャンガリアンが居ました。スノーホワイトとノーマル、それそれを見比べて、どちらにするか、緊急会議。家族みんなで多数決を取ることになりました。トウサンは棄権、結局、スノーホワイトがいいといっていたエリポンがいつの間にか、ノーマルに鞍替えしたため、全員一致でノーマルに。
その間タンタンは、機関車トーマスの遊具にただ乗りちゅう。こどもの日だし、まぁいいかと、ハムスタ選びをしている間に、トウサンがコインを二枚、入れると、がったん、ごっとんと動きだし、タンタンが満足したかどうかは分かりませんが、息子はまだこの手のものに騙される年齢ではないなぁ、と思った。トーマスカードが出てきて、ただ揺れるだけ。面白くも何ともありませんから。
無事にハムスタを手に入れて、帰りはまた阪神の急行に。往復特等席を確保。タンタンが大人しくしてくれるというのはなんと楽なんでしょう。ハムスタが入った箱を大切そうにもって歩くエリポン。連休が終わり、ハムスターの居る生活がまた始まります。
タンタンとエリポンの一日
疲れ切ったら寝ます
連休二日目(5月4日)は、じいちゃんばあちゃん、それからキミ姉さん達一家と、川西市猪名川沿いのドラゴン公園でバーベキューを楽しみました。
ドラゴン公園は、猪名川沿いに作られた阪神高速池田線の延長部分を龍に見立て、高架下を龍をかたどった遊具などで整備した公園です。駐車場が狭いので、朝早くから出かけました。エリポンは前日からバーベキューに夢中。当日は朝5時に目を覚まして、準備万端というより、その前に疲れそうなものですが、平気だったようです。
朝のうちはどんよりと曇っていましたが、次第に晴れ渡り、汗ばむ陽気。トウサンはバーベキューの準備、炭火を起こしたり、実際に焼く方もほとんどやりました。カアサンは家を出る前の準備の主役、公園に着いてからはこども達の相手。ナミンチとヨウカラは、ボールやフリスビーで遊び、タンタンは、ドラゴン公園の遊具に夢中。放っておくと一人で行ってしまうので、トウサンかカアサンどちらかが付きっきり。エリポンは、キミ姉さんが連れてきた、ダックスフント、ショコラとマロンに熱中。
お皿に水を汲んで、犬の元に運びます。犬たちが喜んで、そのうちお皿をひっくり返して、エリポンがまた運ぶ、その繰り返しを延々とやっていました。堤防の坂道を越えて、水を汲むので、途中でいくらかこぼれてしまいます。
なかなか楽しいひととき。日差しが強く、みんなかなり日に焼けました。特に肌の弱いヨウカラは、腕や首筋が真っ赤になりました。次はもう少し料理の準備を念入りにして、焼き肉以外のメニューを工夫したいと思います。
朝早くから準備して、暑い中を一日中走り回って、疲れました。晩ご飯は西宮に戻って、久しぶりにラーメン屋へ。ラーメン屋に向かう前、疲れ切ったタンタン。楽しい夢を見ているに違いありません。
松葉相撲
夙川で涼むふたり
とても天候に恵まれた連休でした。休みのカレンダーには恵まれませんでしたが。余り休みが多いより、適度で良かったのかも知れません。
連休初日(5月3日)は、朝から近所の辰馬考古資料館へ。今まで一度も行ったことがなかった理由は、余り興味の持てそうな展示をしていなかったから。タンタンを連れてゆくのが嫌だったから。うろつき廻って、こっちは見るどころではなくなるので。
それが、突然見に行こうと思い立ったのは、ケーブルテレビのローカルな話題で、ナミンチの同級生が出演した、資料館の案内番組を見たから。なかなか面白そうです。朝一番で出かけましたところ、訪れていたのは私たちだけ。結局、タンタンとエリポンは、外の庭で、遊ばせて、カアサンとトウサンが交替で見ました。
そんなに広い施設ではありませんが、富岡鉄斎画伯の人となり、そして作品はなかなか見応えがありました。戦災で消失した絵もあるそうです。なんと勿体ない。資料館のオーナーである、辰馬家と富岡画伯のつながりもなかなか興味深い資料となっていました。
その後は、夙川公園に直行。4人それぞれに遊んでいます。タンタンはとにかく川に行きたい。エリポンは砂場辺りで虫を捕まえたい。虫と云っても、ダンゴムシとか。ヨウカラとナミンチは、2人で向き合って、何かやっています。この2人は本当に仲がよい。いつも2人で何かしています。松の落ち葉で、相撲をしていたのです。トウサンも参加。
その後、ヨウカラの鉄棒の練習につきあって、それからみんなでタンタンといっしょに川遊び。初夏のような陽気に、足を川に浸すナミンチ。ヨウカラも羨ましそう。この2人は家に帰っても、2人で相談しながら一枚の紙に絵を描いています。
初日としては、のんびり、ゆったり。でした。
連休中の様子をシリーズでお届けします。連休中のおやこニュースは公園関係の検索で、沢山の方が訪れて下さり、にぎやかでした。
多分生まれた直後
二日後
おかあさん、産卵ご苦労様
クワガタたち、サリーとライナスのつがいは、すっかり家族の一員として馴染んでいます。春が来たので、2匹を同居させて、産卵、繁殖を試みています。
先日、サリーの飼育箱に入れていた、産卵木をほじくり返したら、直径3ミリほどの黄色い卵が三つ、見つかりました。早速、小瓶におが屑を詰めて、卵を入れておいたら、一昨日、小さな白い毛虫の様なものがもぞもぞと動いていました。よく見ると、それは小さな小さな、クワガタの幼虫でした。三つのうち、孵化したのはまだひとつだけ。
生まれたばかりの幼虫は、真っ白で、ちょっと透明な感じもします。その翌日見て見ると、既に顔が黄色っぽくなって、幼虫らしくなっていました。体長8ミリくらい。活発に動き回ります。ジャムが入っていた小瓶におが屑を詰めて、その中に入れると、しばらくして自力でおが屑の中に潜って行きました。小さいけれどもたいしたものです。
角もなく、ライナスに比べると、かなり小振りなサリーは、いつもおが屑の中に潜んでいて、余りこども達の興味を引くことはなかったのですが、産卵、孵化で、すっかり人気者になりました。よくよく見ると、ライナスに比べると、サリーの方が遥かに活発です。一晩中、産卵木の周りをおが屑を掘り起こしながら、動き回り、時々大きな木をガサガサと動かしています。信じられない力もち。ライナスの方は、いつも木の皮の裏に張り付いて、寝っ転がっているだけです。オオクワガタのメスはとてもあごの力が強く、オスをかみ殺してしまうこともあるそうです。甲羅がとてもつやつやしていて、クワガタ類の中で、最も美しいというヒトもいるそうです、
そんなこども達の声が聞こえたのか、ライナスが脱走しまいました。これで2度目です。蓋はきちんと閉めていましたので、自力でこじ開けたんだろうと思う。以前脱走したときは、カーテンにへばりついている所をカアサンが見つけました。無事に見つかるといいのですが。
今日、サリーの小屋の中を掃除、産卵木を取り替えたのですが、捨てようとした古いおが屑の中に卵が二つ、混ざっていました。慎重に探しましたが、まだあったのかも知れません。これで合計5つ。無事孵ってくれるといいのですが。