ある日ある人物に「キミら古臭いねん」と冗談交じりに言われたのです。 そん時は「ンなコトぁないDEATHヨ!!」と反論したンですが。確かに。 そうかもしんないです。今日びTシャツそろえて着てるバンドも少ない上に フロント二人は「ジーパンのすそ広がってたらエエんやろ」的な感じだし、 山伏は黒タンクトップ着るし。Vo眉毛太いし。Gt逆に薄いし。Drデカイし。 でもね、古臭いってコトはそんだけ誠実にバンドやってるってコトで・・ いや、・・・よし、ココは古臭いモノの良さを語ることでうまいこと言い訳 してやれ。 思い返せば。この僕が音楽に興味を持った始めのきっかけは、世のロック ファンの多くがそうであるように、ビートルズなんですYO。ええ。古臭い ですねえ。ビートルズなんてのはロックの古典ですよ。ところが当時小学生 ぐらいだった僕は、ジョンレノンが既に死んでることさえ知らなかったはず です。周りで聴いていたのはビートルズを僕に勧めてくれた友人F澤君ぐら いだったと思います。つまりなにが言いたいのかというと、全く予備知識の 無かった僕が、1960〜70年代のロックシーンの空気を想像することも できなかった、現代の日本でビートルズがどんな扱いをされているかも知ら なかった僕が、ロックの古典であるビートルズに、ロックの根っこの部分に 反応してしまった・・・ということなんですね。そこの根っこの部分に反応 し、共感してしまった僕とその仲間の、バンド及びロックに対するスタンス が古臭くなってしまうのは自明の理。というかちょーあたりまえー。よし。 新しいですか? とまあ僕が言い訳を執筆しているのを先程から覗き込んでいた友人Aが、 「べつに俺はお前ら古臭いとは思わんよ。気持ち悪いと思うけど。」 ・・・よし、次は気持ち悪いモノの良さを語ることでうまいこと言い訳 するか・・・。 |