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エリザベスカラーのティル
傷跡が完治してからエリザベスカラーをつけました 本人固まっています

前日の夕食を食べてから以降は絶食 水分は日付が変わってからは取らないようにとの指示だった 朝からはいつものように散歩に行くが帰ってからの牛乳も朝ご飯も無し ティルは不満そうです
6月10日 11時30分 ティルを動物病院に連れていく 本人(?)は大好きな車に乗れて上機嫌 嬉しそうな顔を見ていると心が痛む
12時00分 手術の準備開始 先生の許可を得て手術中も病院で待つ
12時15分 いよいよ手術開始 受付の窓越しに先生が使おうとしている手術道具が見える 受付のお姉さんが様子をのぞいて報告してくれた かすかに手術モニターの音が聞こえる助手さんに何事か指示している先生の声も聞こえてくる 何を言っているのかよく聞こえなくてもどかしい
12時30分 あっけなく手術終了 麻酔を止めたところで中に入れてもらう 左前足に点滴 口を道具でガバッと開かれてのどの奥にチューブを差し込まれたティルと対面 少しショックだった 麻酔はすぐに切れてきた だんだん薄目をあけてくるティル 最初は麻酔のせいで舌がだらんとたれていたが すぐに元に戻った しきりに頭を起こそうとするがまだ麻酔が効いていて起こせない もうろうとした目が痛々しい 先生に傷跡を見せてもらう タ○タ○の袋の真ん中(オチ○チ○に近い所)に5針の傷跡 きれいに縫えていた ステンレスのトレイには2個のタ○タ○ 生々しかった 先生の「もう大丈夫ですよ」という言葉を聞いて一旦帰宅する
17時10分 家に連れて帰るためにお迎えに行く ティルは自分でヒョコヒョコ歩いてきた 思ったより元気そうに見えた しきりに外へ出ようとする 一刻も早く病院から立ち去りたいのだろうか? 料金は手術料と10日分の抗生物質(1日2回)で19000円だった 7月まで待てば獣医師会からの補助3000円が受けられるそうだ
17時30分 帰宅 ティルは自分で車を降りて家に入る が玄関のタイルに座り込んでしまう 相変わらずシュンとしている 目も いつもの半分くらいしか開いていない 痛いのか?それともまだ麻酔が完全に切れていないのだろうか? 家の中に入るように促すと一段のぼった玄関マットの上に座り込む まだあまり動かない いや動きたくないのか?無理にリビングに連れてきて座布団の上にバスタオルを敷いた即席ベッドに座らせる 
18時30分 ベッドの上から動かない 頭もずっと落としたまんま 身体をなでてやるとゴロンとへそ天になる しなびたタ○タ○袋と傷跡が痛々しい
20時10分 今まで声を出さなかったティルが外の物音に対して「ウーーッ!」と唸った まだ弱々しい唸り方だが声が出たのは回復してきた証拠かも と嬉しくなる 時折立ち上がって部屋の中を移動し始めた
20時30分 先生には「水分は夜中から」と言われていたが 氷をティルの目の前に持っていく が反応が無い 少し口を開けさせて氷を舌にふれさせてみる すると「ペロペロッ」となめた あまり与えてはいけないと思って食器の中に入れると 欲しそうに少し身体を寄せてきた そしてまた少しなめた 時々頭を上げたままフセをするようになってきた口あじもするようになった
20時40分 黄色い胃液を吐いた 氷を4回なめただけなのに・・・やはり先生の指示どおりにすればよかった と後悔した
20時45分 わたしの声に反応を示した しかしそばに寄ってくるには至らない 10秒くらいオスワリできた(すぐにフセしてしまったが)
21時40分 物音がすると目を開けるがすぐに閉じてうつらうつらする
21時50分 術後2回目のおしっこ かなり大量 これは点滴のせい? もう少し外にいたそうだったが家に入れる 「おいで」と声をかけても固まっている 痛い思いをさせたので怒っているのかな・・・?
22時20分 ティルパパ帰宅 玄関の物音に「ワンワン!」と鳴くがパパだとわかると少し側に寄っていく しかしいつものテンションにはほど遠くシッポも振らず
23時10分 すこ〜しだけ牛乳を入れた水を与える 食器を見せると起きあがって飲み始めた 全部飲んだ
6月11日 00時05分 ティルがいつものお気に入りの場所(パパが座るソファー)に移動した 立ち上がって歩く回数も増えてきた
03時20分 ピチャピチャという音が聞こえるので見に行くとティルが右前足をなめている いつの間にか目つきもはっきりして来た フードをいつもの4分の1与える ガツガツと食べた 術後3回目のおしっこに連れていく ずっと乾いたままだった鼻が濡れてきた
03時50分 側を通ると頭を上げて目でわたしを追うようになった 右の手のひらでティルの身体のぬくもりを感じながら就寝
06時30分 通常の3分の1フードを与える 「フン ウーン」といういつもの甘えた泣き方をする
07時05分 ティルパパ出勤 いつもなら「ワンワン!」と大声でのお見送りだが今朝は玄関先にも出てこない
09時30分 同じく3分の1量フードを与える しょっちゅうゴソゴソ動くようになる ほぼいつものティルに戻る 試しに「散歩行く?」と聞くと目を輝かせて「フォン」と返事をする 
10時20分 散歩から帰ってきた いつもの半分も歩かないうちに「もう帰る」と言い出す ライバルのワンにはいつもと同じようにちょっかいをかける仕草をするが 大好きな黒ラブちゃんにはそっけない態度 うーーんこれって・・・? 帰ってきてハウス内で通常量の牛乳入り水を飲むがそのままハウスから出てこない 少し疲れたのかな?
10時45分 外出するため留守番中患部を舐めないようにエリカラを装着 とたんに固まってしまった(笑)
17時00分 通常量のフードを与える
18時40分 夕方の散歩に行く 朝よりは歩く距離が長くなった 術後 初めてのう○ち
20時15分 大好きな氷をほしがる 与えるとガリガリ音を立てて囓る 
23時過ぎ ティルパパ帰宅 今日は玄関にお出迎えに行く お尻を振って喜んでいる
6月12日 11時頃 散歩に行く だいたいいつも通りの距離を歩く う○ちをたくさんした
15時30分 車でお出かけの支度をしていると一緒に行くと言って大騒ぎする 元気になった証拠だ
18時頃 友人が遊びにくる ティルは大好きなホーズ遊びをしてもらって上機嫌 おいおい!そんなに動いて大丈夫なの?
6月13日 09時10分 宅配便のお兄さん来た ティルはいつもの勢いで「ワン!ワン!」と吠える うるさすぎ・・・これでいつものティルだ(^o^)
午後から 車で買い物に行く 今日も大騒ぎするので連れていく あっちこっちで車にお留守番させるが とっても元気 デンタ○ーンをご褒美に与える ペロッとたいらげる もっと欲しそうな目
こうして大騒ぎで臨んだ去勢手術は無事終了し ティルはいつものパワーを取りもどしました 元気がなかった時は「あぁやっぱり辞めておけば良かったのかな・・・」と後悔ばかりしていましたが 現金なもので元気を回復した今では「やはり決行して良かった」と思っています これでティルは性的ストレスを感じることなく また老後に雄犬がかかるであろう病気の心配もなく穏やかな毎日をすごすことができます 手術に際しお見舞いや励ましをくださった多くのみなさまには感謝の気落ちで一杯です 本当にありがとうございました