研究・教育活動


現在の研究テーマ

イノベーションに関する実証分析、理論構築が研究上の主な関心です。
最近では、オーストリア学派の資本論を一部取り込み、内生的イノベーション過程を動学的一般均衡モデルとして理論化することに注力しています。このようなモデルを通じて、イノベーション過程のあり方が、経済成長や景気循環、比較優位形成にどのような影響を及ぼしているのかについて明らかにしたいと思っています。

経営学関連では、イノベーションを促進する組織やマネジメントのあり方を、従来にない新たな視点から究明することに関心をもっています。この新たな視点については、近く、著書で提示したいと思っています。

経済学と経営学の両方をターゲットとして研究していますが、関心や方法論はほぼ共通しています。ただ、問題の対象(市場・経済 or 企業内部)が違うだけです。10年後くらいには、両者を統一的に扱った著書を、できれば英語で完成させたいと思っています。


大学での教育活動

大学院:戦略マネジメント特殊研究
学部:戦略マネジメント

学外での教育活動

経営戦略、マーケティング、技術マネジメント(MOT)、財務分析の領域で企業研修・セミナーの講師をする機会も多い。
テキストとしては、
  拙著『MBA 戦略立案トレーニング』
     『実践力を鍛える 戦略ノート[マーケティング編]
     『実践力を鍛える 戦略ノート[企業価値評価編]』(以上、東洋経済新報社)
     『ケース演習でわかる 技術マネジメント』(日本経済新聞出版社)
を使用している。