・蘭亭・・・・紹興市郊外蘭渚山麓にあります。現在の建物と庭園は明の嘉靖27年(1548年)以後
に移設再建したもの。1980年前面的改修が行われました。庭園を流れる小さな渓流を曲水と言い、渓流沿い
に座を占め詩を書き杯にのせ次席に流す曲水の宴がおこなわれました。渓流沿いに流觴亭が建ち、王右軍祠が
あり、正殿に王義之の像を安置、前方に墨華池その中に墨華亭が建ち両側の回廊の壁に古い碑刻をはめこまれ、
流觴亭の背後に清の康熙・乾隆・両帝の碑を収める御碑亭、東側に康熙帝筆の蘭帝碑を収める碑亭。
前方に鵝池ががあります。池の辺に石碑亭が建ち、王義之の書と言はれる「鵝池」(ガチョウ池)の石碑があります。
園内は木や竹に覆われ、清流が迸り清幽な雰囲気が漂っています。