京大芦生演習林 2006.4.30(日)



すっかり葉を落とした木々が再び茂る前のこの時期は、春の
日の光が森の隅々まで行き渡りまばゆいばかりの明るさで
す。この明るい森を歩きたくて、芦生演習林には毎年この時
期に釣行しています。今年はU君との釣行です。

車止め着は6時半、すでに10台以上の車が停まっています。
さすがにゴールデンウィークです。演習林に入ってもバードウ
ォッチングの人達とすれ違ったりします。

しかし、川沿いの道まで来ると先行者の足跡はありません。釣り人は私達だけのようです。

今年は雪が多かったため残雪も例年より多く、歩行には注意が必要です。道の崩れ方も例年よりひどく、時間も余計にかかります。

夏場は薄暗いこの道も、この時期はあっけらかんとした明るさで、歩いているだけで楽しくなってきます。

いつもの場所まで4時間半、いつもより1時間も余計にかかってしまいました。もう足もヨレヨレです。

この辺りまで来ると、下流から入渓した釣り人に出会ってしまったりするのですが、今日は大丈夫我々だけです。

釣り場は広いのですが、何せ歩くのに時間を取られて釣りの出来る時間はあまりありません。めぼしい所だけを釣り上ります。

一度キャンプを張って存分に釣りをしたいものだと話合っているのですが、なかなか実現しません。ここまでキャンプ道具を持ち込むのはかなり骨が折れそうです。

水温も天候も申し分なかったのですが、なぜかあまり釣れま
せんでした。2人合わせてもツが抜けずです。竿出しできたの
も4時間弱で、釣りとして見るとあまり効率の良い釣り場では
ありません。

しかし、毎年足を運んでしまいます。いつまでもここでの釣りを
楽しめるよう体力を維持していきたいものです。