U君とのリベンジ−十津川支流 2006.4.22(土)



昨年、U君と初釣行して2匹づつに終った谷へ、リベンジを期
して釣行しました。

昨年は3月末の釣行で、時期がちょっと早すぎ水温2℃でテン
カラをする羽目になってしまいました。今回は時期を約一ヶ月
遅らせ、満を持しての釣行です。

この時期、早朝から竿を出す必要はありません。渓に日の当
たりだす10時ごろから釣り始める予定で、朝9時に車止めに
着くと、すでに2台の車があった。1台は登山らしく、もう1台は
釣りの車。

先行者がどこに入っているか分からないので、40分ほど歩いて10時ごろ適当なところに入渓する。するとちょうど竿を仕舞った2人連れのエサ釣り師が上ってきた。話を聞いてみると、3時間釣って2人で8匹の釣果、あまりよくないので他へ転進するとのこと。

ということで、我々はそのまま釣り上がることにしました。

しかし、エサ釣りでも厳しい条件では、テンカラではさらに厳しい。魚はたまにしか出てくれません。水温5℃、天候は曇り。せめて太陽が出ていればもう少しましなんでしょうが。

この1年でU君もだいぶテンカラに慣れ、遡行スピードも上がってきた。昼過ぎには前回出渓した場所までやってきました。釣果の方は、悪いというものの一応前回の2倍(といっても、たかが知れてる)。

ここからしばらくは谷間は大岩で埋め尽くされています。遡行には体力が必要ですが、結構楽しい沢登りになります。今日はまだ時間があるのでそのまま釣り上がります。

この巨岩帯でもU君は何匹か掛けた。私の方は結果的に遡行に専念していました。

巨岩帯を抜けてしばらく上ったところで、適当な時間になり納竿。

帰り道に通る森は、公園のようにきれいです。ここを歩くだけでもここまで来た価値はあります。

満を持しての釣行で、昨年の3倍ほどの釣果は得られたので
一応リベンジは果たせたというもののまだまだ満足の行く釣
りは出来ませんでした。

条件の良いときに釣行できるチャンスというのは、なかなか
ないものですね。