トップ>フナッシュは添乗員>登山・ハイキングツアーに行こう!
まずツアーのレベルとしては、おおまかに
【散策⇒ウォーキング⇒ハイキング⇒トレッキング⇒登山】となります
服装や装備もそのレベルに合わせて用意する必要があります
服装の基本は重ね着をした際、脱ぎ着しやすいもの!
山は天候が変わりやすいので、1日の中でも半袖になったり長袖になったりします
フナッシュはウォークまつりというイベントの現地スタッフに行く機会が多いんですが
指示書にスーツ不可と書かれているからといって“スーツ不可=私服でOK”と勘違いして来られる添乗員さんをよく見かけます
あくまでの仕事ですので、現場にふさわしい服装を心掛けましょう
3種の神器
シューズ・ザック・レインスーツはよく“3種の神器”と呼ばれるくらい大事なアイテムです
装備を揃える際にこの3つは特に注意して選びましょう!
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散策・ウォーク程度ならスニーカーでも可能ですが、くれぐれも革靴なんかで行かないように!(笑) ハイキングや登山には靴底のしっかりとしたトレッングシューズや軽登山靴などを用意しましょう |
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もちろんビジネスバックは不可!日帰りの登山やハイキングなら20リットル前後のザックを用意しましょう 山小屋に泊まったり、防寒着などが必要な場合は30リットル以上で、ウエストベルトがあるものがいいですね |
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ウォーキング程度ならポンチョやビニール合羽でもなんとかなりますが それ以上のレベルだと、上下セパレートのレインウエアを用意しましょう(上着は防寒着にもなるので) 値段は張りますがゴアテックス製だと快適に行動できます |
何を用意したらいいの・・・?
ここでは富士登山と尾瀬ハイキングを例に代表的な持ち物と注意事項を紹介します
もちろんどこの山に行ってもゴミは持ち帰り!草花の採取は禁止!です
『とっていいのは写真だけ、残していいのは足跡だけ』
これは山における最低限のルールです
富士山 | 尾瀬 | |
必需品 | ザック・シューズ・水筒(ペットボトル)・着替え・タオル・レインスーツ・グローブ(軍手でも可)・ポケットティッシュ ウエットティッシュ・ライト(山小屋利用)・地図・ごみ袋・ファーストエイドキット(消毒液・バンドエイド) 常備薬・行動食(キャンディー類や高カロリーのチョコレートやナッツ類、腹もちがするゼリー飲料など) |
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あれば 便利なもの |
ヘッドライト・携帯酸素・ザックカバー・カメラ サングラス・帽子・日焼け止め・マスク(粉塵避け) ステッキ(ストック)・バンダナ ショートスパッツ(小石避け) 携帯電話の予備電池・筆記用具 エアーサロンパス・カイロ 虫除け・ペンライト(T/Cの目印) マップカバー(雨天用) |
ザックカバー・カメラ・サングラス・帽子・日焼け止め テレホンカード(尾瀬では携帯電話は各社とも圏外です) ステッキ(ストック)・バンダナ ロングスパッツ(泥避け) 携帯電話の予備電池・筆記用具 エアーサロンパス・虫さされ 虫除け(初夏の朝・夕はブヨが多いです) マップカバー(雨天用) |
注意事項 | 1:飛行機には携帯酸素は持ち込みできません 2:標高が上がるほど、物価も上がるので必要な物は5合目までに購入しましょう 3:夏でも頂上の平均最低気温は0度です、防寒対策はしっかりと 4:風がきついと砂埃がひどいです。バンダナやタオルを顔に覆って対処 5:焼印はお客様各自の判断で 6:下山の際、江戸屋分岐点に十分注意 7:山小屋では相部屋・定時食事・騒がないなどの諸注意を徹底 |
1:残雪期には簡易アイゼンがあると便利な場合もあります (ただ付けたり外したりが面倒ですが・・・) 2:木道ではステッキのキャップを付けましょう 3:班を作り、休憩毎に先頭の班を入れ替えるなど、ガイドさんの説明がまんべんなく聞けるように工夫しましょう 4:尾瀬ヶ原には木陰がほとんどありません、熱射病にならないように帽子などで対応を 5:国立公園内です、草花の採取は絶対禁止です!! 6:山小屋では相部屋・定時食事・騒がないなどの諸注意を徹底 7:木道は右側通行です 8:木の枝を杖にして持ち歩くのはダメ |
で、登山用品ってどれくらいするのかと言いますと・・・
アウトドア用品ってけっこう高いんですよね・・・
会社によって、登山手当てとして“ツアー1本につき1500円”とか支給される会社もありますが、まったく出ない会社もあります・・・
『添乗員もそれなりの装備と服装で!』と指示書に書いてあるものの、お金は一銭も出ず・・・なんて矛盾の中で
添乗員はそれなりの服装と装備を揃えなければいけません・・・(涙)
でもブーブー言ってたって始まらない!さぁ趣味がひとつ増えたと思って楽しく装備を揃えましょう!
山の添乗以外にもアウトドア用品って色んな場面で重宝するもんですよ!
ここでは1泊の尾瀬ハイキングをモデルにステップ1と2に分けて、いちから装備を揃えた場合のシュミレーションをしてみました
価格とモデルは日本の代表的なアウトドア用品店“モンベル”さんを参考にさせていただきました
ちなみに昨年行った“歩き隊”の装備に関するアンケートで、隊員の使用した平均金額は55,406円でした(23,980円〜103,450円)
フナッシュは凝り性なので今までに『そんなもん使うの?』ってものまで色々揃えてきたので、15万以上は余裕で使ったでしょうか・・・(笑)
もちろんここに書いてあるより質を下げればそれなりに安く購入できます(とくに衣類などは)
でもみなさんもアウトドアショップを覗いてみて下さい、きっと色々欲しくなっちゃいますよ〜★
ス テ ッ プ 1 |
ザック | 7,980円 | フラットアイアンパック25 | 背面は通気性の高い3Dメッシュを採用したアクティブなパック |
シューズ | 9,565円 | トレールウォーカー | 全天候型トレッキングシューズ。ビブラムソールでグリップ性も高い | |
レインスーツ | 22,600円 | レインフィールダー | 耐久性に優れたベーシックモデル(ゴアテックス) | |
半袖シャツ | 3,300円 | ジオライン3DメッシュTシャツ | 素早く汗を吸水発散させ、紫外線もカットするTシャツ | |
長袖シャツ | 6,000円 | WICライトシャツ | 多量に汗をかいても素早く吸水。ペンホルダー付き | |
パンツ | 6,900円 | サウスリムパンツ | 丈夫で乾きの早い中厚手の生地を使用。オールシーズンモデル | |
靴下 | 1,000円 | ウイックロン・ハイキングソックス | 吸水発散性や抗菌防臭性を発揮し靴内を快適に保ちます | |
グローブ | 840円 | グリッパーS | 高い保湿性を持ち、掌側のラバーによりグリップ性と安全性が高い | |
ベルト | 945円 | ウエブベルト | ジャカード編みの丈夫なナイロン・ウェビングベルト | |
合計 | 59, 130円 | |||
ス テ ッ プ 2 |
ベスト | 6,405円 | フィールドスタンドネックベスト | 首筋の日焼けを防ぐ効果もあるシンプルなベスト |
スパッツ | 3,300円 | ライトスパッツセミロング | 低山ハイクから縦走まで気楽に携行できます | |
ステッキ | 3,990円 | Tグリップアンチショック | 内蔵スプリングにより膝や肘にかかる負担を軽減 | |
ザックカバー | 2,525円 | ジャストフィットパックカバー25 | 高いフィット力で雨の侵入を防ぎ、強風時のバタつきもありません | |
帽子 | 2,000円 | ジオライン3Dメッシュ | 速乾性・抗菌防臭性に優れた軽量モデル | |
スタッフバック | 1,100円 | ハイドロプロスタッフバック10 | 丸底デザイン、衣類などの整理に | |
フリースジャケット | 6,300円 | シャミースライニングジャケット | 極細マイクロファイバーを使用した軽量で保湿性の高いフリース | |
ウインドブレーカー | 6,700円 | ストレッチウインドジャケット | 防風性と通気性という相反する機能を同時に実現したモデル | |
傘 | 3,675円 | U.L.トレッキングアンブレラ | 165gと軽量。骨組みが8本なので強度も高い | |
合計 | 35, 995円 | |||
総合計 | 95, 125円 |
富士登山・尾瀬ハイキングはこんなところです
作成予定・・・