TCSG
これまでの活動報告
1.活動初期の摸索期

この時期には「ベトちゃんドクちゃんの発達を願う会
(代表藤本文朗滋賀大学名誉教授)」と協力して、地域を
巡回して、障害児の健康実態調査をおこなっていました。
1995年;ハノイを中心に北部ベトナムの家族性の先天性
障害児
1996年;中部ベトナムクワンチ省の先天性障害児
1998年;ハイフォンの退役軍人とその家族の健康調査
です。

2.活動の混迷期

しかし一方では、健診のたびごとに、家族特に母親からは
「この子を日本に連れて行って治してくれ」といった率直な
言葉がいくつも聴かれました。
「私たちがしているのは調査なんです」という回答はあまり
に現地の人たちからは、現実離れした言葉だったようです。
そして2001年に南部ベトナムビンフックでおこなった検診
では、ついに現地の協力と許可が得られずに、健診初日で
退去を余儀なくされてしまいまいた。

3.具体的な支援活動期

そして2002年からは、タイニン省に場所を決め
腰をすえて具体的な支援活動を開始しました。
2002年には「ベトちゃんドクちゃんの発達を願う会」
と協力して地域の診療に役立てていただくための車を寄贈し
2003年はスタッフの移動のためのバイクを寄贈しました。
また2002年以降
は地域健診と平行して、地域のリハビリテーションスタッフ
に対する技術指導もおこなっています。