<俺は反町>


●9月05日●

ご存知の方も多いと思いますが、初耳な方のために改めてもう一度ということで。>挨拶

 

1980年代、日本中の子供達を虜にした伝説のサッカー漫画がありました。

その名は、

『キャプテン翼』

 

永遠のサッカー小僧「大空翼」君の活躍を中心に、
明らかに30メートルは飛んでいるだろうという身体能力の高過ぎる選手達と、
完全に物理学の法則を無視した実現不可能な必殺シュートの数々、
それでいて、当時としては珍しく地に足付いた現実的なサッカー描写は、
今から見ても十分におもしろく、まさにサッカー漫画の金字塔と言っても過言ではない作品でした。

#簡単に言えば、『少林サッカー』の漫画版。(逆だ)

この作品は、翼君達「黄金世代」の戦士達が国際ジュニアユース大会で優勝し、
翼君がブラジルへ旅立つところで幕を閉じています。

その後、Jリーグが開幕すると同時に『キャプテン翼(ワールドユース編)』で復活し、
黄金戦士達がワールドユースを制したところで再び完結しました。
(この作品は、非常に評判が悪いです)

どちらにしろ、この翼君の長き物語は、
日本がワールドカップで優勝するまで終わることはないのです。(たぶん)

 

そして、この度、2002年韓日ワールドカップを前にして、
待望の続編が「ヤングジャンプ」紙上において復活しました。

その名も、

 

『キャプテン翼 ROAD TO 2002』

(注:すでに連載終了。コミックスは15巻で完結)

 

この漫画の最大の特徴は、かつてのワールドユースを制した黄金世代の選手達のその後が、
現実的かつ刻銘に描かれている点です。

翼君はFCバルセロナへ。日向君はユベントスへ。若林君はハンブルガーSVへ。

それぞれ、プロの舞台で活躍しています。

また、他の黄金戦士達も、実際のJリーグチームに所属しています。

例えば、著名なところでは、

 

岬太郎、石崎了、浦辺反次 → ジュビロ磐田

松山光 → コンサドーレ札幌

立花政夫、立花和夫 → ジェフ市原

沢田タケシ → 浦和レッズ

森崎有三、岸田猛 → 清水エスパルス

三杉淳 → FC東京

次籐洋、佐野満 → アビスパ福岡

 

などなど。

注目は、予想以上に地元のチームへ入団している確率が高いってところでしょうか。

松山が札幌入りなんて渋い。しかも、当時J2。スカウトマンの腕が良かったんでしょうね。

なのに、お膝元に南葛高校を抱える清水エスパルスは、
“SGGK(スーパーがんばりゴールキーパー)”森崎と、
“シャーク”岸田しか獲得できていないという情けなさ。

せめて、井沢守(横浜Fマリノス)ぐらい取ろうぜ。

 

さて、そんなことより気になるのは、我等がヴィッセル神戸が獲得したのは誰なのかということ。

漫画の人気キャラクターが神戸のユニフォームを着て活躍するなんて、考えただけでもワクワクするじゃないですか。

さぁ、ヴィッセルに入団した黄金戦士は彼だ!

 

 

 

 

  

 

 

 


イケメン
反町君

 

 

 

誰っ!?

 

あぁ、あのカミソリシュートを打それは早田君(ガンバ大阪)です。

 

<解説> 反町一樹 (そりまち かずき) FW

東邦学園中等部→東邦学園高等部→浦和レッドダイヤモンズ→ヴィッセル神戸
必殺シュート:特になし。
中学三年の時、監督との確執から欠場した日向小次郎の代わりにセンターフォワードを務め、チームを決勝戦まで導く。
以後、各年代の日本代表に選ばれている。
高校時代には、選手権三連覇を達成。ワールドユースでは、予選リーグのメキシコ戦後半から出場。
ワールドユース後は、地元浦和レッズに入団するも、なぜか、後にヴィッセル神戸へ移籍する。

 

……マイナー過ぎます。
他に選手いなかったのかよ。

 

それはさておき、

劇中では、我等が反町君は、セカンドステージの開幕戦を鹿島アントラーズと戦っています。

(『キャプテン翼 ROAD TO 2002』6〜7巻より)

カズ、似てねぇー。

↑カズとの夢のツートップ。

岬君にしか見えないが、それはご愛嬌。

 

ちなみに、この作品は2001年を舞台としているらしい。

当時(2001年2ndステージ開幕戦)、カズとコンビを組んでいたのって誰だっけ?

確か……ダニエル!?

 

 

そして、試合は始まり……

必殺シュートがなくても、点は取れる!

↑おおぉぉーーっ!!

よくやった!

伊達に、ワールドユース優勝メンバーじゃない!

 

でも、「も…」って?

 

 

 

下馬評通りでした。(泣)

↑結局、負けてるし……(汗)

一泡吹かすどころか、返り討ちに遭いました。

 

つーか、ディフェンダーは何やってんだよ! ディフェンダーは!?

いくら、相手にレオとペペ(ブラジルのワールドユース準優勝メンバー)がいても、4失点はねぇだろ!

誰だっけ。当時(2001年2ndステージ開幕戦)のスタメンは……えっと、(右から)吉村、シジクレイ、土屋、菅原

左サイドを破られたんだろうなぁ。

 

以上、我等がヴィッセル神戸のエースストライカー、反町一樹君の活躍でした。(笑)

……こんなオチは、もういらない。

 

☆おまけ☆

画像多くてすみません。高橋陽一先生すみません。反町君ファンの方すみません。

謝罪ついでにもう一枚。

 

ていうか、背番号51ってどういうこと?

ガンバレ、僕等の反町君!

 

ちなみに、この「反町」という名前は、現アルビレックス新潟監督の反町康治氏がモデルになっているそうです。


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