大綱《2》優しさと活力ある21世紀の福祉社会の実現について         
高齢化の進行に伴い、市民の健康対策は自治体の施策の重要な柱
です。また一方では、自治体財政を圧迫する医療費増加にどう対処す
るかも課題です。茨城県大洋村の成功例を提案。高齢者が寝たきりに
なる2大原因は転倒による骨折と脳卒中とされ、転倒による骨折は、
筋力トレーニングが予防に大きく効果を発揮することから、エアロビック
地域の実情に応じて市民の方々
や関係機関等のご協力を得て、
「健康みのお21」の策定に取り組む。平成14年5月箕面市保健医
療総合審議会に健康増進部会を
設置して、乳幼児から高齢者まで
全てのライフステージに対応する
健康づくりを検討している。
ス体操を実施しています。地域保健医療体制充実として、箕面私立病院
に女性医師による、女性専門外来の窓口の開設。不妊治療の保険適用
制度を国に働きかけ、更なる充実をと訴えました。
大綱《3》安全な学校環境とヒューマニズムの教育の確立            
21世紀は社会全体で教育を支える社会、国家の目標が教育にあると 本市教育委員会としましては、最
いった社会でなければなりません。 終答申の内容を踏まえ、国や大
教育基本法の改正に向けたうごきについては、「教育基本法」の理念、 阪府の指導を仰ぐと共に近隣各
「教育を人格の完成と規定し、教育の政治的中立性を明記した普遍的 市とも連携をはかり、関係者と
なもの」として高く評価をしています。また一方で「教育基本法」に国家主
的、復古主義的な考え方を持ち込むことについては強く反対するもので
十分議検討を重ね、今後の教育
行政推進に、反映してまいります
す。「教育基本法」における個人の内面の自由に関わる事柄等、拙速な
見直しは避けるべきであります。今日的教育課程については「仮称・教
育振興基本計画法」の制定などの個別法や具体的施策での対応が優
先されるべきであると考えます。