ペンテコステ(聖霊降臨日)とは
ペンテコステ(聖霊降臨日)ってなんですか?
キリスト教会における三大祝日のひとつがペンテコステです。(その他のふたつはクリスマスとイースター)簡単に言うと、教会の誕生を記念する日です。
新約聖書の使徒の働き2章にこの出来事が詳しく記されています。
キリストの復活(イースター)の50日後に起こりました。この日は「五旬節の日」であったと書いてありますが、この五旬節(ごじゅんせつ)はギリシャ語でペンテコステ、五十番目という意味です。
旧約時代にイスラエルの民がエジプトから救出された(出エジプト)時のことを記念して、神が定められた過越しの祭りから7週を過ぎ、50日目に守られた祭りで、「刈入れの祭り」または「初穂の祭り」と呼ばれたのが「五旬節」でした。
ちょうどこの日に、天から聖霊が下って(降臨)、弟子たちは力に満たされ、大胆に宣教活動を始めます。その日、弟子のペテロが語ったメッセージに応答して、罪を悔い改め、イエスキリストを信じて洗礼を受け、信仰の仲間に加わったのは3000人ほどであった、と新約聖書の使徒の働き2章に記されています。
このようにしてキリスト教会が誕生し、やがて世界中に福音が広がり、教会があちらこちらに存在するようになったのです。現在もなお、まだキリストの福音を知らない人々に伝えるために、世界各地に宣教師が派遣されています。
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