イースターに関する質問をまとめたページです

イースターってなんですか?
     最近は、商戦の一環として「イースター」が知られるようになったとは言え、多くの日本人にとっては、クリスマスほど馴染みがないことでしょう。イースターはイエス・キリストの復活を覚え、祝うもので、復活祭とも呼ばれます。クリスチャンにとっては、クリスマス以上に大切な記念の日です。クリスマスは救い主イエス・キリストのお生まれをお祝いします。私たち人間を罪から救うために、救い主キリストがこの世界に来てくださったことを感謝します。これに対し、イースターは、キリストが私たちの罪をその身に背負い、十字架の上で苦しみを受け、死んでくださったこと、そして3日目によみがえって、死に勝利されたことを覚え、感謝します。


どんなふうにお祝いしますか?
     キリストがよみがえられたのは「週の初めの日」とヨハネの福音書(20:1)に記されているので、イースターの日曜日はイースターを記念する礼拝が持たれます。この日は、キリストが復活された聖書の箇所から説教(メッセージ)がなされます。教会によっては、召天者を記念する礼拝や集会が持たれます。よくある飾り付けは「イースターエッグ」と呼ばれるものです。キリストのよみがえり、いのちを象徴するものとして、卵を用います。ゆで卵にして、卵の殻を色付けしたり、綺麗にペインティングして、飾る習慣があります。また、この卵を隠して、卵探し(エッグ・ハント)の遊びをすることもあります。欧米では卵の形をしたチョコレート菓子が売られます。また百合の花を飾ることもあります。
 

イースターの日にちはいつですか?
     実はクリスマスのように固定した日にちはありません。ちょっとややこしいのですが、紀元325年のニカヤ(ニケヤ)会議で、春分の後の第一の満月後の日曜日と定められました。なので、年によって日にちが変動します。2022年は4月17日になります。

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