ピックアップトラック



家には、成人の数だけ車があると言ってもおかしくはないここアメリカ。ピックアップトラックの台数が多いことに驚く。特に若い人たちにはが格好いい(Cool)人気の車種なのだろう。これは決して業務用の車でなくれっきとした自家用車なのだ、会社にも10人に一人くらいはこのような車で通勤してくる。荷台は有るが何を運ぶのだろう、レジャー用品とか大型の家具などを購入したときには便利なのだろうが。正直、僕には全然理解できない。


会社の駐車場


たいてい荷台には何も無い。


これはあくまでも推測の事だが・・・。

アメリカ人はこのような車に、開拓時代のほろ馬車や馬を思い出すのだろう?彼らのほんの短い歴史的習慣が遺伝子に刻まれているのだろうか?

これも推測

アメリカ人は陽気と良く言う。確かに人と顔が合うと、満面の笑顔と嬉しそうにHi! How are you?と言う。商店のレジ、公園、道で知らない人同士でも。近づいてくる人にはたいてい、笑顔と『Hi!』は欠かせない。

彼らの先祖である、ヨーロッパ人とは確かに違う、陽気だ。

でも、これは単に”陽気だ”だけでは説明ができないような気がする。開拓時代に色々な民族が混じっている中で、自分にとって敵と味方を区別するため、その笑顔と挨拶があったのではないだろうか?



アメリカの道路交通法では、信号のない交差点で全てが『STOP』の場合は右折、直進に関わらず。優先度はその交差点に来た車の順番で決まる。日本の場合は直進優先、左方優先とかあるが皆きちんとその順を守る。

ちなみにこれも推測だが、これは交差点に到着した車全てが平等と言う取り扱いから来たのではないだろうか?すなわち、差別の廃止。(ちょっと考え過ぎか?)

アメリカでは差別に対しては特に厳しい。確かに、我々日本人を含むアジア人は差別されてると感じることもあるが、やってはいけないことなのだ。カルフォルニア政府のテレビ宣伝では差別を受けたときには電話をするようにとも言っている。

また、差別とは人種だけに関わらず、性別、容姿、年齢、病気など全てに関して行ってはならず。従って、就職などの履歴書には年齢、写真などは無い。年齢による差別と言う観点から、定年退職と言う制度もない。本人が意志で辞めるまで、年齢に関わらず働ける。

先ほどの交差点に戻るが、学校の近所の交差点の横断歩道は黄色い実線で書かれている。また、学校の周辺の法定速度は25マイル(40Km)、この速度を守ると本当に遅く感じる。ここでは普通の道の法定速度が50マイルから60マイル。以前、亜弥を乗せていたときに、『お父さん、すごくスピード遅いね』と言ったくらい。

日本では都内の殆どの道が40Kmの速度制限でも有るに関わらず、実際の平均速度は40Km以下だ。


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