Page博物館・ロサンゼルス郡美術館


昔北アメリカ大陸にいた猛獣(絶滅種)


ロサンゼルスダウンタウンからビバリーヒルズへの中間点ぐらいにPage Museumがある。ここには現在では絶滅したほ乳類の骨などが多数展示してある。骨などは全てこの場所で発掘されたものであり、現在もまだ調査発掘は進んでいる。

アメリカ大陸だけにいた、サーベル様歯猫(直訳)、さらに現在のアフリカライオンの2倍ほど大きなライオン、マンモスなどの展示があり近辺の小学生、中学生がスクールバスでにぎわっていた。この博物館のまわりは今でも油の匂いがする。どうして、これだけの動物たちの骨が一カ所にほぼ完全な形で発掘されたかの理由としては、原油がこの地でわき出していたことによる。

つまり、原油の泉(?)がこの地にあり当然ながら油だけでない、油田特有の有毒ガスも充満していた。それを知らず近寄った動物たちがそのガスにより命を失い、その遺体が油田に沈み骨が残ったのだ。



正面入り口には社会見学で学校から来ている子供達


ベーリング海峡を渡り北米大陸に定住していたマンモス


この博物館に隣接してロサンゼルス郡美術館がある。ニューヨークのメトロポリタン美術館に比べたらはるかに小さい事にはなるが、向こうが大きすぎ。コレクションなどは充実している。ロサンゼルスからやや北にあるPasadena市にも個人レベルのコレクションを集めた美術館があり、西部カルフォルニアの美術館も結構おもしろい。


Los Angeles County Museum of Artの入り口正面


日本館の建物、展示コレクションは日本では国宝クラスになるようなものもあると思う(4階建てで全て日本コレクションのみ)


根付けの説明文

日本館の中のある一部屋が根付専用の展示コーナとなっている、多分千個以上のコレクションを展示していた。日本でもこれだけたくさんの根付が一堂に会している展示は見たことがない。




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