ニューヨーク



10月27日から30日まで、ニューヨークを含めて東部への出張。最後の29日はレンタカーを運転してマンハッタンへ、当日は日本人だけだったので初めてのカルフォルニア近辺以外での運転となった。以前購入したポータブルのカーナビを持って行ったのだが・・・。

ニューヨークは10年振り、さすがにロサンゼルスとは違って日本のような町ある面で安心はする。しかし東京のように雑然とした町の印象はあるが、町にパワーと活気がある。しかし、道路が狭く、交通マナーは車も、人も悪い。信号が変わりちょっとでも車のスタートが遅れるとクラクションの騒音。道が広く、運転に対して大らかなカルフォルニアとは段違い。以前10年前に来たときは自分で運転をしたことがなかったので実感はなかったが、まず道路は穴だらけ、でこぼこ本当に道は良くない。前の車が突然進路変更、2重駐車、突然3重駐車で道をふさぐ。歩行者は信号が赤でもこちらが少しでも躊躇すると歩道に溢れて歩き出す。

今米国では肥満が大きな問題となっているが、カルフォルニアと比べるとニューヨークは”大デブ”が少ないような気がする。やはり四季があり、夏の暑さ、冬の寒さが有る地域は体が緊張しているのだろう。一年中過ごしやすいカルフォルニア緊張感が無いためかドンドンと太ってしまうのかも知れない。


5番街テファニーの店の前


5番街


帰り道、グランド・ゼロ(貿易センタービルの跡地)を見に行こうとした時、道に迷い間違えてブルックリントンネルに入ってしまった。一度入ったらもう戻れない、出口はマンハッタンの反対側のブルックリン。トンネルは有料で自動支払機のゲートに入ってしまった。ゲートは開かない、慌てて、ややパニック『バックしよう!』との同乗者の声にも誘われて少しバックをしてしまった。その時、そこには警察がいた。

まるで、アメリカ映画のワン・シーンだった。警察官が運転席の窓に来て、『免許書と車の登録書を出しなさい!』、続けて『あなたのした事は、高速道路の逆走です。100ドルの罰金と2点減点!、この先にハザードランプを点けて待て!』と言われ、免許書を取り上げられ、結構がっくり。

覚悟を決めて待つことしばし、その若い警察官がやって来た。『ニューヨークは何で来たのか』、ビジネスと答えるとカルフォルニアの住民に罰金・減点の手続きが面倒なのか、可哀相に思ったのか、今回は大目に見てくれるとの事、100ドルの罰金と2点の減点は無くて済んだようだ。まだ、請求が来ていないから本当の事はわからない・・・

その後、再度マンハッタンに戻って、グランド・ゼロに戻ろうとしたが黒人だらけの街に入り込んでしまったりと冷や冷や、辺りも暗くなりかけホテルに戻ることにした。事故が無くて本当に良かった。


出張中にワールドシリーズではレッドソックスが優勝した。


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