社会貢献活動


イラク駐留兵士への支援


5月27日の土曜日家の近所で子供(中学生)がお菓子を売っていた。この場所はボランティアの寄付金集めでよく子供達が飲み物を販売していたり、手作りのお菓子を販売している。たった今、Irvine市警察のパトカーが横付けして止まり、ニコニコ笑いながらお巡りさんがたくさんのチョコレートケーキを買っていったばかりだ。

今回の彼女達の活動は5月29日(月)のMemorial Day(戦没者追悼記念日)に向けてのイラク派遣の米兵への支援活動だった。


アメリカでは個人の寄付を含めての社会貢献活動が社会全体としては、日本よりもはるかに盛んだと思う。日本では企業レベルとしてある団体に寄付金を払うなどが一般。こちらも企業としてのスタンスは同じではあるが、異なる点はその企業に勤めている人間が実際に汗をかいての支援を行う。例えば、企業内に於ける社会貢献活動チーム中心に彼らが従業員の車を洗車してそのお金を寄付をする、孤児院へ出むき子供達へ慰労活動をおこなう、子供病院の子供達へのクリスマスプレゼントをする、などまた、他の従業員もその活動を支援して手伝う。従業員が実際に汗をかいて活動した金額など、日本のように企業が寄付を金額に比べたら比べものにならないような微々たるものだろう。しかし、実際に個人個人で汗を流して貢献活動に参加していると言うことに、金の金額だけではかえられない意義がある。

ことのことは、善し悪しは別にして、以前米国政府から日本は金だけでなく実際に・・・と言われたことを思い出す。


米国人は自分の与えられた仕事上の契約(job description)の以外は基本的にはしない、従って、従業員が日本のように事務所の掃除をすることなどはあり得ない中、このチームの活動は個人と会社の契約には入っていない事をおこなっている。社会貢献活動は立派な誇りある活動であり、掃除などとは完全に別個のものとして考えているのだろう。

日本の場合も子供達が駅などで募金活動などを行っているが、それはボーイスカウトなどの団体としてやっている。こちらでは、もっと自発的に家の近所で子供達が行っていることに社会貢献活動への考え方、国民への浸透が日本とははるかに違うと感じた。アジア圏にいる我々にはなかなかできない、やはり”民度”と言うレベルでは先を行っているのかと思う。


彼女たちの手作りのケーキ類、ソフトドリンク類が並ぶ

チョコレートケーキを5ドル分購入、頭が痛くなるほど甘いのかと思ったら結構美味しかった。一人は2軒隣りのお嬢さん。


警察の子供向けの活動への寄付依頼、電話での依頼があり一度OKしたらリストに載ったらしく何度も要求が来る。また、地元警察のIrvine市警察からも同じような寄付要請があった。一度寄付活動をするとなかなかやめられない、娘がアメリカにお世話になっていると思うと無碍にも断れず。


名前と住所を間違えて送って、よく届いたと思うけど20ドル払った。Irvine市警察もどうようの子供達への活動と何とかで、3月に30ドル払った。





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