秋・ハロウィーン




夏時間も終わり、10月になるとスーパー、雑貨屋にはハロウィーン用の大きなカボチャとそれを細工する道具などが売っている。日本人の僕にはなかなか理解出来ないことだが、米国ではハロウィーンは結構な年中行事らしい。米人社員達は前日までには、カボチャに細工をして家の前に置くと言っていた。近所の子供達へのお菓子も用意して。僕も当日は、子供達の為にお菓子を用意はしたのだが会社から帰るのが遅くなって間に合わなかった。

帰ってきて家の近所についたときには保護者が子供達を引き連れて歩いているのを目にした。僕の家の前にはカボチャも置いておらず、明かりも消えていたので通り過ぎたのだろう。


スーパーで売っている、お菓子を入れるカボチャのバック


会社でもハロウィーンパーティーがあった。正式な公文としてメイルで下のように仮装大会とカボチャ彫りのコンテストとホットドックなどのお知らせ。

Everyone get those costumes and pumpkins ready for the Halloween Party on Friday, October 31st!! 

Sign up for the Bake Contest and Costume Contest at the Front Desk.

Don t forget to bring your pre-carved pumpkin for the Pumpkin Carving Contest!

And bring your empty stomach to the lunchroom for Halloweenies and Chili Cheese Dogs and lots of Popcorn!!

Last but not least &HALLOWEEN B-I-N-G-O!!

We will SCARE you there!!

当日は忙しかったので食堂まで見に行く余裕が無かったが、仮装参加者は朝の出社から仮装のコスチュームで業務を行っている。海賊やお化けの格好で仕事をしているのだ。日本であれば、その時間帯だけ着替えるものだが、こちらではその日は朝から仮装を楽しんでいる。日本はやはりくそ真面目な国なんだろう、米国は人生をエンジョイしているようにも感じる。



ハロウィーンも終わり、11月ともなるとだいぶ寒くなった。日本語の天気予報を見ると、ロサンゼルスの最高気温・最低気温とも東京とだいたい同じくらいだ。夏は雲一つなかった空には、日本の秋と同じような雲を見かける。雨が降ったり、曇りだったりと晴れない日も増えた。急に寒くなったので、風邪で体調を崩す社員も増え僕も風邪を引いてしまった。朝晩は寒いのでヒーターを入れる日も増えた。

雑貨・スーパーでは暖炉用の薪が置いてある、アメリカの家にはどこにも暖炉がある。僕もそのうち薪を買おうと思っている。駐在の日本人も暖炉ファンが多く、燃えている火を見るのはなかなか心が和むらしい。

これからのアメリカの年中行事は11月末の4連休のThanks-givingとクリスマスだろう。日本と比べて休日・連休の少ないアメリカではこの4連休は日本の”お盆”にあたるようだ。故郷に帰って、両親達と食事・パーティーをする人たちが多い。以前この時期に米国に来たときには飛行場で連休初日には遠方からの息子家族を迎えに来ている老夫婦、最終日には別れを惜しんでいる家族達を見たことが何回かある。そう言う意味では”お盆”とそっくりだ。

11月の10日も過ぎると、モール・商店はクリスマスのデコレーションで飾り付けられている。

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