クレジット



丁度、一年前に困った事だったのだがアメリカに来て米国発行のクレジットカードがなかなか持てなかった事だった。前任者からも『作井さんはクレジットヒストリーが無いので、一年くらい持てませんよ。』・・・

従って、最初は日本発行のカードを使っていたのだが出張でのホテル代など日本の口座から引き落とされたり苦労した。その後、JALファミリー倶楽部に入会すると、日本時代の信用ヒストリーをJALが保証人(?)のようなかたちを取ってくれてアメリカ発行のカードを持つことが出来た。一年経って、今の自分の信用をインターネットで調べると、何とも悲惨な上のような結果となった。

『あなたは、貧乏のレベルであり全米の人口の下から5%の位置にあります。まだ、クレジットカードを持つ資格では有りません。』と書いてあった。やはり、アメリカでの信用を得るのは本来大変な事なのだ。

所で、日本人にはなかなかなじめない言葉がCreditである。辞書には信用とはあるが

請求書などに$40CR(40ドルのクレジット)と書いてある時は、こちらが払いすぎていたりでマイナスの残高の事。また、商取引などで相手が払いすぎた場合などは相手には$XXXのクレジットが有ると言う。この感覚はなかなか理解できなかった。

あと、同様な言葉にBalance、辞書には残高、差額と有るがこれもなじめない。貸借対照表のあのバランスである、米国人は普通の生活にもよく使う。請求書にはNew Balanceと書いてある、そのNew Balanceの額を小切手に書いて払い込む。翌月の請求書には払い込んだ額がマイナスの数字と表示される。これは日本人の感覚ではなかなか理解できない。

また、Dueも同じように使うこともあり、請求書にDue dateとある。これは、支払期限でありこの日から遅れて支払うと余分に支払わなくてはならない。

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