ミラマー・Air show


Blue Angles (Navy Jet Demo Team)


エアショーのチケット、高校生は子供料金


10月17日、サンディエゴに有る海兵隊の飛行基地で航空ショーがあった。今年の南カルフォルニアは異常気候で雨が多い、当日家を出るときは土砂降りの雨。昨年のこの季節は雨が全くなく、乾燥して山火事で大変だったが。しかし運良く、曇天では有ったが日中のショーは雨に当たらずに済んだ。航空ショーを見るのは初めてだったが、なかなか迫力のあるショーだった。海兵隊の基地(Marine Corps Air Station Miramar)でのショー、空軍も参加して有名なブルーエンジェルズの演技には感激。

航空ショーでありがちなアクロバット飛行、シュミレーション、ジェットヘリなど目の前で見るのは一見の価値がある物だった。その中でも、F-16のスピードと爆音。

F-16 Falconが目の前をマッハ2(放送ではマッハ2のスピードとは言っていたが、マッハ2とは時速2600Km)で飛行したときは、その早さは驚くほど、F-16の映像とその音像が完全に一致しないのだ。F-16が通り過ぎてかなり遅れて、耳をつんざく衝撃波の爆音。爆音と言うより、耳への激痛。

F-16が空中で高速で旋回すると、空気との摩擦音なのか爆音と高速旋回での圧力差により生ずる水蒸気に機体が包まれる迫力。映画で見ているのとは全然異なる。

また、F-16と第二次大戦中のP-51ムスタングとのアクロバット飛行、P-51はせいぜい時速700Km程度しか出ないだろう。その遅い飛行機と速度を並べて飛ぶのはかなり技術がいる事だ。

最後のブルーエンジェルズの演技を最後にショーは終わり、遠い駐車場へ向かった。帰りは基地から出るのに結構な渋滞となってはいたが、基地内での交通整理、席の案内は全て”兵隊さん”。全員もの凄く丁寧で、態度がよい。


最後に車に乗っていたら”Have a good night, Sir”

と言われた。


基地に設置された会場



ブルーエンジェルズ



戦車が何台も入る、輸送機。まるで鯨のような尾翼と大きさには圧巻


横から見た、輸送機


輸送機の格納口が閉じる


あまりに早すぎて、飛行機雲しか撮れなかった。(右)


P-51ムスタング






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