USC(南カルフォルニア大学)


USCの正門


USCキャンパスの航空写真、キャンパスの中には野球場、テニスコート、陸上トラック、フットボール場フットボール場(有名なTrojanの・・・)などがコンパクトに配置されている。アメリカのキャンパスとしてはめずらしい。


5月13日(土曜)、亜弥の英語の試験(TOFEL)がUSCで行われた。試験は朝8時半から、時間に余裕を持って6時45分に家を出た。また、この日は高校のProm(卒業パーティー)の日でもあり、亜弥に取っては多忙で重要な日だった。


土曜日で朝も早かった事もあり、ロサンゼルスのダウンタウンまでは30分程で到着したのだが、その後がいけない大渋滞。なかなか大学までたどり着かない。十分に時間の余裕を取って出たのに、試験の会場(大学内の教室)に入れたのは、8時半ちょうどのギリギリだった。


何故、こんなに込んでいたかは後で分かった。この日は大学の周りで、『乳ガン撲滅キャンペーンのデモ行進』が行われていたのだ。亜弥の試験が終わる12時半までの待ち時間、大学内の散策とデモ行進を見ることにした。


もの凄い数の参加者達。この日は大学の周りを大回りのデモ行進、トヨタを含めた有名企業のバックアップ、警察、消防も支援。なぜ、大学の周りで・・・と疑問だったが、理由は理解できた。アメリカは日本のように公共交通機関を利用することなどはほとんどできない、またこれだけの多くの人たち(一万人以上)が集まるには十分な駐車場が必要。この人達の乗ってきた車を収容できるのは、休日のキャンパスの駐車場なのだ。そして、なるほど大学に来るときの渋滞の理由が分かった。


試験の時間にはやきもきしたのだが、ラッキーな事もあった。係員が僕をデモ参加者と思い、無料で学内に車を誘導してくれた。本当ならば、学内の駐車は7ドル掛かるのだが。


このデモ行進は朝の午前9時頃には始まり、午前11時頃には終了していた。従って、参加者は8時にはほぼ集合済み、終了時にお弁当(とても大きなタッパに入ったスナック)と水を貰っていた。日本ならば、たぶん開始時間が午前11時頃で終了が午後3時頃だと思う。しかし、アメリカ人は朝早いのは平気、むしろ午後遅くまで掛かって1日が潰れるのは嫌がるのだろう。彼らは、大切な週末、土曜日にはやることがたくさんある。


ロサンゼルス市消防も梯子車で協力


ロサンゼルス市警察


格好いい、お巡りさんとツーショット。お巡りさんに『ありがとう』と言ったら、Enjoy your walk!と言われた。


大学の向かいにある博物館、ここで試験の待つ時間を潰そうと思った。しかし、この日はデモで入館時間が12時から、特別に会館時間を変更、博物館で待ち時間を潰せなかった。


フットボールチームTrojanのフットボール場



映画・テレビ学科とでも言うのだろうか、卒業生のGorge Lucusの名前の建物。彼の多大な寄付があるのだろう。


大学の自転車置き場(アメリカで自転車置き場にお目に掛かるのは、僕にははじめて)

さすが、大学のキャンパス、アーバインで見ることのない、競技用でない普通の自転車だ。懐かしい日本のような風景、ロサンゼルスのダウンタウンというのに自転車通学の学生を何人か見かける。


大学の正門の迎えにある、学生モール。レストラン、映画館、お土産や、自転車屋、スターバックスコーヒー、吉野家などなど


日本のような自転車屋を初めて見かけた。自転車も70ドルくらいのものから。”ママちゃり”を見るのが新鮮だ。


アメリカで大人気のスターバックスコーヒー(本場アメリカのスターバックスはどこでも、日本のスターバックスより、価格も安く容量もはるかに大きい)


USCみやげのTrojanチームのキーホルダー。ボタンを押すと、チームの応援演奏とチアガールの声が聞ける。

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