失敗マイアミへの出張
８月３日（日）マイアミへ出張だった。朝１１時４０分に近所の空港（車で７分ぐらいのJohn Wayne空港）からデンバー経由マイアミ到着が夜９時３０分の予定だった。２時間前に家をでて、車を空港の駐車場へ停めて無事デンバー行きの飛行機に十分に間に合った。
飛行場の駐車場に停めた（実は空港の駐車場は初めてのことだった）
John Wayne空港入り口（地方空港）
John Wayne空港の待合いゲート
飛行機は予定通り、約２時間の飛行で２時５０分にDenver空港に到着、時計の針を１時間進めてデンバー時間に合わせた。
デンバー空港のゲート（さすがにJohn Wayne空港よりは大きい）
３０分程時間があったので、喫煙ラウンジに行くことにした。ここは、以前に出張で来た事があり喫煙ラウンジの有る場所は知っていた。
名前もそのまま、SMOKING LOUNGE
かなり混雑している、アメリカ人もタバコを止められない人が多い。
ラウンジから見る、ゲートに停まっている飛行機。
飛行機を見ながら時計を見たが、まだまだ時間に余裕がある、ビールを頼むことにした。デンバーの地ビールを勧められ、４ドルなかなか美味しい。暫くして、お客の数が減ってきたそれぞれの飛行機に乗り継いでいくのだろう。時計を見るとまだ時間が十分ある。ゆっくりビールを飲んでいた、随分時間が経つのが遅いなと、もう一度確認すると何と秒針が止まっているではないか！
慌てて、店の時計を見ると出発時刻の５分前。走ってゲートまで行ったが、すでに飛行機はゲートを離れていた。航空会社のカウンターにはもう一人（米人）も同じ飛行機に乗り遅れている。彼の場合も時差の間違い。僕の場合は時差はちゃんと考えたのだが、リューズを元の位置へ押し忘れたので時計が止まったままになっていたのだ。
まだ、午後の３時半なのにマイアミ行きは最終だった。他の町を乗り継ぐ飛行機もすでに終わっており。３日間の出張での初日間に合わず、デンバーに宿泊する羽目になった。航空会社が紹介してくれたのは、４０ドルの安いホテルだった。
デンバー空港でホテルへのシャトルを待つ
空港から平原の中シャトルで１５分、３６０度何もない中にあるホテル。
回りは殆ど何もない、ホテルの回りには少し建物一軒のレストランらしきものと、その向かえにステーキハウスがある。
何はともあれ、駄目なものは駄目。ホテルが見つかっただけでも大正解、チェックインをして部屋に入った。このホテルが特に悪いわけでもないが、やはり４０ドルのホテル。絨毯も汚く、ちょっと臭いがする、はえも一匹いた。夕方、食事をと思ったがホテルにはレストランがない。ホテルを出て１０分ほど歩くと一件のレストランらしきものがあった。
中にはいると人で満員、日曜日の夕方。このレストランは喫茶店コーナー、バーコーナ、レストランコーナとあり、喫茶店コーナにはテーンが溢れ、レストランには家族連れなど地元の人たちの数少ない憩いの場所なのだろう。これからだって、滅多にこの様な地元の人たちのたまり場に行くことはできないだろう。これも飛行機に乗り遅れた事の良い経験とビール、ウイスキーと２時間程楽しんだ。まさに、アメリカの居酒屋でした。また、嬉しいことにコロラド州ではバーではタバコを吸っても合法なのだ。
Barコーナ
翌日は、ホテルの朝７時のシャトルで空港に向かった。こんな田舎のホテルでも、ホテルの従業員が『日本語でグッドバイをなんて言うの？』と聞いてきた。『さよなら』だと教えたら、『さよなら』と言ってくれた。なかなか田舎は暖かいな。
平原の中に、デンバー空港と駐車場が見える。こんなに広いスペースが有れば、日本のように成田闘争など有るはずはない。
シャトルの中から、空港正面。
９．１１以来、セキュリティーチェックが厳しい。２０分位待たされたか。
午後４時にやっとマイアミ空港に到着。とうとう、まる一日の遅刻になってしまった。
