運転免許試験1


今日、7月7日(月)は、独立記念日の連休で僕の会社は休みになっている。ソーシャルセキュリティーNO.も取れたので、運転免許の試験を受けに行った。土曜日と日曜日にそれなりに勉強をしていた。南カルフォルニアに住む日本人向けに、電話帳(無料)に過去の問題が載っている。


日本人向けに有りとあらゆる事が日本語で載っている便利な電話帳


便利帳にある、申請書の書き方。この次のページに過去の問題集が200問ある。


試験はDepartment of Motor Vehicles (DMV)で行われる。日本で言えば、まさに陸運局。従って、車の登録なども全てここで行う。今回、受けに行ったのは車で10分ほどの近所の事務所だった。日本は警察管轄である免許証が陸運局である事にアメリカの合理性と言うか、何か変な癒着(教習所との?)を減らしているような仕組みのように感じた。



列が外まで続いている。


朝、9時に行ったときには既に長蛇の列。列は外まで続いている。申請書とパスポート、日本の免許証(係員に出せと言われた)を見せて手続きは始まる。受付カウンターで視力の検査(かなり簡略でいい加減の様にも見えるが、日本に比べると合理的、日本だと交通安全協会と言っても殆ど警察官同様、叱られているようにあそこ、こちらと右往左往に行かされるのに対して、こちらは役所の職員だ)、また同じ同じ係官が写真と指紋をコンピューターへ入力、12ドル払ってその手続きは終わる。

次は、法規試験。これも又、日本と比べると合理的、同じ建物の一部に試験コーナが作ってある。日本の選挙投票をする時と全く同じような、立って試験をするコーナ(勿論座る席もあり、自由に選べる)来た人から、時間に関係なく次々と問題用紙を渡され36問に回答する。試験も別に時間で管理しておらず、できた者から回答用紙を提出、10分程待つと名前が呼び出されて合否を教えてくれる。合格した場合は初めての受験者は次の実施試験の予約を取る。

試験の内容は日本の法規試験と同じ様な内容だが、日本だと全員教室に詰め込まれ、ある時間を厳守として学校のテストの様に一斉に行う。ここが日本とは違う。教室などのスペースの省略、人員の省略、受験者の時間の省略など全て合理的にできている。試験は初めての受験者は36問中不正解が6問までが許され、免許更新者は3問まで合格。不合格だと、直ぐに再度試験を受けることができる。3回までお金は掛からない、日本だと、試験は午前と午後に一度だけで確かお金もその度に必要だったと思う。


返して貰った試験問題、終了後10分程度で採点をしてくれる。


採点を待っている間、椅子に座っていたら隣の70歳くらいの女性が自分の採点された結果を何度も何度も見ていた。彼女の方から、4問間違えたと此処と此処がと話しかけてきた。『4年前は、1問位甘く見てくれたのに今年は又試験を受けろと言われたひどい!』と愚痴を言っていた。

突然、マァサァートォーと呼ばれる。こちらは役所でもファーストネーム。合格通知の日本で言えば仮免を貰った。


PERMITS DRIVING ONLY. NOT FOR ID PURPOCES.

(車の運転にのみ許可、身分証明書には使えない)

ISSUED 07-07-03 (発行日)

EXPIRES 07-07-04 (有効)

あとは住所と名前、性別、身長、体重、目の色、髪の毛の色の記載

車の運転のしない人、出来ない人のカルフォルニア州ID(身分証明書)もこのDMVで発行している。

僕は、運良く1問の不正解で合格した。本来ならば教則本で勉強しなくてはならなかったのだが、過去の問題を勉強したので役立った。

不正解は過去の問題集には載っていなかったもので、『小道での最高速度は何マイルか?』であり、正解は15マイル。


実地試験の予約用紙


予約は先方の空いている15日の12:30分だったのでそれを予約した。

また、実地試験はカルフォルニアの免許書を持っている人の同行が必要。試験には同行者が乗車して、必要で有れば運転を代わらなくてはならないと有る。更に、持ち込み車両は保険に入っていることが条件、無い場合は試験が受けられない。

条件

Valid for class C Vehicles only,

You must be accompanied by a Calif. Licensed driver age 18 or over who has a non-probationary license valid for the vehicle being driven. This person must ride in a position to instruct you and to control the vehicle if necessary.

全てが終わったのが、午後1時半を過ぎていた。

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