バリ島ロングステイ
LSCお誘い旅行08’ 08' 6〜7月
高橋琢也 恭子
はじめに
08年6月26日名古屋発の本岡氏御夫妻、戸谷氏のバリ島入りから始まって、関東、関西合わせて延べ17組25名の方がバリお誘い旅行に参加されました。東西の会員の交流のよい機会にもなりました。自由な生活を楽しむというロングステイは始めての方もあり、大変な戸惑いがあったようですが、終わりに近づくにつれ、すっかりバリの生活になれ、楽しまれていたことはうれしいことでした。
7日の食事会 前列向って右から 関東の高橋 井川御夫妻 山形の佐藤 川崎 小林
後列右から井藤 高橋 本岡 井森 山形の佐藤 本岡 高橋 山中
戸谷(敬称略)
目次 | |
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1、美しい日の出 | 2、涼しい毎日 |
3、朝食は毎日海辺のレストランで | 4、ホテルのオーナー主催 「ウエルカム・パーテイ」 |
5、観光 | 6、アートフェステイバルでジェゴクを楽しむ |
7、レゴンダンス | 8、食事・レストラン |
9、岩田さんのコンドミニアムの部屋でお茶の会 | 10、バリヒンズー教の神髄、 今世紀最大の壮大なウブド王家の火葬式を見学 |
11、ゴルフもやりました | バリ島ロングステイを終えて |
サヌールはバリ島の中でも日の出の美しい場所で有名なところです。 特にこのホテルから見る日の出が最高です。
バリ島は赤道直下に近い南半球にありますが、この時期は乾季にあたりとても涼しいです。特にこのホテルでの生活は海からの心地よい(時には涼しすぎることあり)風が吹き、日中でもエアコンを使う事はほとんどありません。日本の酷暑が伝えられると、バリはより涼しくなる事が不思議です。
3、朝食は毎日海辺のレストランで
毎朝8時頃海辺のレストランに三々五々集り、1時間以上かけてゆっくりとります。この間、観光や美味しいしレストランの情報を交換します。
今回もオーナー夫妻、先代オーナー夫妻がウエルカムパーテイを開いてくださいました。生バンドのカラオケ、ダンスあり
向って左現オーナーCHIPTA氏 右創業オーナーALIT氏と夫人 |
現オーナー夫人摩沙実さんバリでも有名なデザイナーでもありスーパーウーマンです |
肉の串焼き(サテイ)イカンゴレン(新鮮な魚のから揚げ)などインドネシア料理をご馳走になる。 |
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先代オーナー夫人一生懸命に日本の歌を歌ってくださる |
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井森さんのすばらしい歌声とともにダンスを楽しむ夫妻 |
長田さん夫妻の軽やかなステップ |
HOTEL ALIT’S BEACH http://www.alitbeachhotel.com/default.asp
日本人スタッフ よしみさんが加わりました。
6月30日 キンタマーニ方面へ
バトウブランでバロンダンス観賞 |
キンタマーニで活火山バトール山を背景に |
バトール山とバトール湖を見渡せるレストランで昼食 |
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聖水が湧き出るテイルタエンプル寺院 |
近くの村から聖水を汲む儀式にやって来た行列 |
美しい棚田 テガララン |
7月9日グラスボードでサヌールの海へ
サヌールの海岸の沖合いでグラスボードで海の中をのぞく シュノーケルもしました。 |
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7月10日 バリ島中部プラタン湖及びバリ植物園から夕日で有名なタナロット寺院へ
タマン・アユン寺院 |
バリで一番美しいプラタン湖 |
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広大な国立バリ植物園 ブラタン湖を見おろす丘で |
タナロット寺院を背景に |
夕日に浮ぶタナロット寺院 夕食をとりながらながめました |
6、アートフェステイバルでジェゴクを楽しむ
バリ島の西部ヌガラの竹の楽器 ジェゴクを聞きに行く。リズミカルで迫力満点の演奏に大感動。津軽三味線とギターのコラボレーションも興味深い。
7、レゴンダンス
バリ一番のレゴンダンスの舞踊団ということでみんなを誘って見に行った。しかし、日本の短期観光客のため、バロンダンスなども取り入れているのには、ちょっと失望。我々ロングステイヤーはバロンダンスは現地でゆっくり見る機会があるのだ。
8、食事・レストラン 皆さん誘い合ってサヌールの美味しいレストランに出かけました。(以下は高橋が参加したぶんだけ)
卸スーパー「MAKRO」で食材買ってみんなで料理 |
新鮮なえびが1キロ800円位? |
ALIT’Sホテルで夕食 |
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我々仲間ののお気に入りの)のシー・フード屋台 WAPO |
佐藤さんお薦めのなまず(LELE)のから揚げにも挑戦 |
ウブドの人気の屋台 |
サヌールのレストラン ロータスポンドでレゴンダンスを見ながら夕食 |
7月25日の夕食 |
広いレストランで一際目立つ美人と、イタリアのミラノファッションモデルさん(多分有名な人なのでは) |
9、岩田さんのコンドミニアムの部屋でお茶の会 7月23日
岩田さんに誘っていただいて岩田さんのコンドミニアムの部屋でお茶の会 |
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10、バリヒンズー教の神髄、今世紀最大の壮大なウブド王家の火葬式を見学
偶然チャーターした車のドライバーから7月15日ウブドで巨大な火葬式があるときいた。これは絶対に見学しなくちゃ。
みんなを誘って敬意を表する服装を整えて2台の車に分乗してでかける。ウブドは予想通り人人でいっぱい。暑い日ざしも我慢して、良く見えるところに陣取って
待つ。巨大な王の火葬塔は道いっぱいに練ってきて、我々の仲間がふっとばされた。命がけの見学であった。
私は4年前に今回死去された王家の戸主のお母さんの火葬式をわざわざ見に来たことがある。その時の模様を次のHPの最後のほうにのせている。
http://www2.117.ne.jp/~kynat/barikore.pdf
そのときのお母さんTjokorda Istri Muterは最後の王族(現在は王族制度は廃止されている)ということで、王族として最後の巨大な火葬式、以後見ることは出来ないという説明をうけて、LSCの仲間のヨシコさんといっしょにわざわざこのためだけに出かけたわけである。ところが、今回はさらに一回りもふたまわりも規模が大きい。王家が発行したパンフレットによると、今回なくなった王家の戸主Tjokorda Gede Agung Suyasa氏はウブド王宮の長と云う立場だけでなく、ウブド地域の長として宗教的、地域のいろいろな行事、寺院の各行事に重要な役割をはたしたので、彼に敬意を表してこれだけの規模とした。ということである。。
火葬式前々日7月13日聖水を取りに行く行列を見学
聖なる牛、高い天界に死者の魂を運ぶドラゴンがダンサー、兵士 音楽隊(ガムラン)などの長い行列を従えてプリアタンの王宮へ聖水を汲みに行く儀式
火葬式当日 7月15日
王家の火葬式(PEEBON)
火葬される人 中心人物 @ウブド王家の長Tjokorda Gede Agung Suyasa 3月28日死去 A二人目 王族の一人Tjokorda Gede Rakaデンパサールの警察署長 3月21日死去 B3人目Tjokorda Desak Raka 王家女性91歳(彼女の火葬式は去年の暮れにすでに終っている。今回は2回目の魂の火葬式(魂の浄化式)
@、Aの人物の火葬は王家の火葬場で Bの女性の2回目の魂の火葬式は彼女の遺言により西にある村の人々の集団火葬場で庶民と共に火葬される。
ウブド王宮の東門付近に置かれた火葬塔 |
王の遺体を背に入れて火葬するための雄牛(Lembu) |
竜の神 ナガバンダ 死者の魂を天界に運ぶ、 延べ7000人の男性に担がれて巨大な2基の火葬塔(BADE)、二つの雄牛 ドラゴン(NAGA BANDA)が宮殿から火葬場へ1KMが運ばれた。 |
前にいる牛が Aの人物用 後ろが@のウブド王家の長 |
巨大な塔は王宮から東へ1Kの火葬場まで300人くらいの男性に担がれて行進する |
火葬場に到着した塔、白い仮設のはしごから遺体が降ろされる。、 |
音楽隊はあたかも楽しいお祭りの雰囲気で陽気に音楽を奏でる |
28Mの火葬塔(BADE) 真ん中あたりに遺体が納められている |
火葬場で火葬される前の竜の神 NAGA BANDA |
火葬塔のデザイン、及び制作を担当した人、ウブド王家の一員 |
28M(新聞BALI POST発表)の火葬塔(BADE)を運ぶため取り外された電線は、行列が過ぎるとすぐに修復に取り掛かる。 |
火葬の行列の出発を前にガムランが演奏された |
集団火葬式 NGABEN 王宮から西へ1.2KM火葬場で
ウブドの周辺の4つのバンジャール(村)で過去3〜5年くらいの間に亡くなって埋葬されていた人々が王家の火葬式に合わせて集団で火葬する。今回は68名の人々が遺体を掘り起こされて火葬された。共に火葬式を行う理由 @経済的 A高い天界に行ける王族に連れられて、共に高い天界に行ける。
ウブド周辺の4つの村の集団火葬場 一番奥に見える塔が王家の92歳の女性の魂の宿った人形を運んだ塔 |
集団火葬場で魂を宿した人形を背に火葬される王家の女性の雄牛 |
集団火葬場では過去数年の間に亡くなり埋葬されていた人たちが掘り起こされ火葬にされた。67名 |
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11、ゴルフもやりました
「バリ ビーチ ゴルフコース」
ホテルALIT’Sの前は9ホールのゴルフ場。今年も数回挑戦 |
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バリ島ロングステイを終えて
涼しい海からの風を受けながら、ゆっくりした朝食の時間に関東の人、関西の人がともに情報を交換する、このような機会は他にあまり無いので、このような東西合同のお誘い旅行を続けて欲しいと何度も関東の今井さんより励ましをいただいた。
火葬式見学では巨大な塔に踏み潰されそうになったり、美しい日の出のシャッターチャンスに集中して足を滑らせて怪我をされたり、などがありましたが、全員予定どうり無事帰国できた事に安心しました。
また、体のご不自由な井川さんが奥様の完璧なフォローで、ハンデーキャップの人用の設備が無い中、一生懸命行動され、次第に歩行が楽になり、皆さんと楽しそうに談笑されている姿を拝見できてうれしかったです。 トップページに戻る バリ島07’へ