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田守神社力石写真

田守神社境内には、大小の小判型若しくは丸石15個が、江戸時代から明治時代もかけて並べております。かつての村人達が、力自慢をして持ち上げた記念に奉納したのが力石と云われております。なぜ、力自慢をしたかというと、三宝地区は、大和川付け替え後、上流から運び出されてきた土砂で洲ができ、排水路の開削と土盛りの重労働の繰り返しで川の機能を保っていました。台風や高潮が来れば、砂洲が何度も何度もできます。それをまた取り除く作業の繰り返しですが、その安全と高潮の災害を避ける思いから「波除明神」を奉って、一心に祈願する一方、重労働を支える力を競争したイベントに力石を用いた歴史があります。

田守神社力石写真
田守神社力石写真
田守神社力石写真
田守神社のチシャノキ写真

田守神社のご親睦であるチシャノキはは、九州・四国以南に分布の中心を持つ、ムラサキ科の落葉高木です。
この木は、関西での個体数が少なく、その内の一本が境内に植栽され、大きく成長しています。その希少価値からも堺市の指定保存樹木第一号にも指定されています。

田守神社のチシャノキ写真
田守神社のチシャノキ写真
田守神社に残る力石
田守神社
田守神社のチシャノキ