■接続/電話帳登録で接続モードの設定

  1. 端末型ダイアルアップ接続の「クイック設定」画面が立ち上がります。

    ここで「詳細設定」「接続/電話帳登録」「#0」画面に移動します。

  2. 「相手先の電話番号」を設定します。
       075-672-1234

    「認証プロトコル」の設定
       デフォルトの「相手先にあわせる」でかまいませんが、異機種接続の場合たまにこのままでは    認証で失敗する機種もあります。この場合は「CHAP」か[SAP」の指定を行ってください。

  3. 「送信ユーザID番号」の設定
       相手側のルータで認証されるIDを書きます。    この場でのCONGOの場合「supper」となります。
  4. 「送信パスワード」の設定

  5. 「相手先名称」は適当にこのデータの設定名を決めます。

  6. 「ネームサーバアドレス」は特にDNSを立ち上げているわけでないので無視しました。

  7. 「通信チャネル」は64Kの回線のみを使うのでデフォルトのままです。

  8. 「接続モード」の設定
       「LAN型接続」となります。

  9. 「コールバック発進」
       こちら側(MN128)からの折り返しで電話を掛け直さないのでデフォルトの「なし」とする

  10. 「相手からの着信」
       相手のルータ(CONGO)からの着信を受けるので「許可」と設定します。
  11. 「受信ユーザID」
    CONGOで設定した認証IDを「LOGIN」と設定します。
  12. 「受信パスワード」
    CONGOで設定したパスワード「PASSWORD」を設定します。

  13. 「オプション設定」    テキストボックスにオプションを書き替えます。
    −デフォルトの内容−

    ip filter 1 reject out * * udp route route remote 0
    ip filter 30 restrict out * * * * 137-139 remote * 
    ip filter 31 restrict out * * * 137-139 * remote * 
    ip filter 32 restrict out * * udp 137 domain remote *

    デフォルトの設定内容は、Windowsのサービスをネットワーク側に流さないための フィルタが設定してあります。

    このままにしておくとWindows同士の「共有サービス」やWindowsNTへの「ログオン」が できません。TCP/IP通信のサービスポート番号137,138,139がそれらのサービスで使われ ているためで、それらを可能にするためにはここでの設定を削除します。

    −新たに書き加える内容−

    ip route 0.0.0.0/0.0.0.0/7 remote 0 aout
    remote 0 ppp ipcp address 0ff
    remote 0 ppp ipcp dns off

    ip route 0.0.0.0/0.0.0.0/7 remote 0 aout
    全てのIPアドレスに対する通信をダイヤル番号「#0」の接続先へ行います。
    ip route IP_Address/NetMASK/POP_CUNT remote Di_alNo aout staticだと手動接続
    aout だと自動接続
    remote 0 ppp ipcp address 0ff
    IPアドレスによるネゴシエーション(認証)を行いません。
    remote 0 ppp ipcp dns off
    DNSのネゴシエーションを行いません。

    この設定で運用すると通信費が莫大にアップします。参考例として 30kmは離れた局番との通信で通話量が一気に4万円アップしたと言うところもありました。

    使い勝手がよくなる反面、 使わないときはルータの電源を切っておくなどの対策が必要です。

    [参考]
      接続先のLANからインターネットへ参加する場合、接続先の
        LANとのパソコンに「共有サービス」や
      WindowsNTにログオンしないのであれば、「オプション」設定は
        デフォルトのままでかまいません。
    
  14. 「実行ボタン」をクリックします。