パキスタンてどんな国?
・国名 パキスタン・イスラム共和国
・独立 1947年、旧宗主国 英国
・面積 80万平方キロメートル(日本の約2倍)
・首都 イスラマバード
・人口 1億5,540万人(2005年)
・民族 パンジャブ人、シンド人、パターン人
・公用語 ウルドゥー語(国語)、英語
・識字率 53%
・宗教 イスラム教(国教、97%)
・学制 小学校5年、中学校3年、高校前期2年、後期2年
・気候 北部は四季あり(気温の年変化、日変化大)、南部は熱帯モンスーン気候で夏は高温多湿
・通貨 ルピー(1ルピー=2円)
・主要産業 農業、綿工業
・一人あたりGNP 847ドル(日本の約40分の1)
・主要貿易品目
輸出 綿花関連製品、皮革製品、合成繊維衣料品、米
輸入 原油、石油製品、機械類、化学品、鉄鋼、食用油
・略史
もともとインド、パキスタン、バングラディシュはひとつの国(英国の植民地)であった。第2次大戦後の独立時、宗教の違いからヒンズー教の国インドとその両側にイスラムの国パキスタン(西パキスタン=現在のパキスタンと東パキスタン=現在のバングラディシュからなる)に分かれて独立した。その後、カシミール地方の帰属を巡って3度の印パ戦争が起こったが、いずれもインド側の圧倒的勝利に終わった。第3次印パ戦争のあと、東パキスタンはバングラディシュとして独立した。しかし、インドにも1億を越えるイスラム教徒がいるし、パキスタンやバングラディシュにも多くはないがヒンズー教徒がいる。
1998年5月中旬にインドが2度にわたって地下核実験を実施、同月下旬、対抗措置としてパキスタンも2度の地下核実験を実施した。2004年1月、印パは関係改善のための首脳会談を行い、現在は良好な関係が続いている。