音楽CD ROVO. 『MON』
すっげぇトランス感。生なのにググーーッと上がっていくこのテンション。決してJAZZではないんでしょうが、印象から言うとそういうたぐいです。 昔から聴いてみたいと思っていたことはいたんですが、 CDを買うとなると若干引けてた部分があったのですが、もう少し早く知っていればまた今と違うような音楽を聴いていたかもしれません。 つまりはこういう音楽もあるのか!という素直な驚きと、もっと他のも聴いてみたいという思いを抱かせる出会いでした。
                                
                                
音楽CD スネオヘアー 『フォーク』
初スネオヘアー。どうしていままで聞いていなかったんだろうと思わされるほど良かったです。 どこにでもありそうだけどスネオヘアーにしかできない音なんでしょうね。ゆったりと聴けました。
                                
映画 『パッチギ』
両親の熱烈な薦めをうけて観てきました。はっきり言って良かったです。非常に。 世代を問わずお勧めできる喜怒哀楽に満ちたいい映画だと思います。素直に感動したし。うん。
ところで、 舞台となるのは68年の京都なんですが、私なんかは生ぬるい90年代に青春を過ごした生ぬるい人間ですが、父や母が青春を過ごしたような この年代っていうのは何か特別な時代であったかのように思えますね。そういう意味でも両親が心打たれるのはわかる気がします。
                                
映画 『スイングガールズ』
オイッス。観てきました。あーうん。毒にならないほどのお手軽映画であることに違いない、って感じです。
でも楽しかったです。竹中直人。こういうのを見るとちゃんと高校生しとけばよかったと思ってしまいますね。ワタシの青春はいずこ? ただほんとに演奏してるらしいのはやっぱすごい。女の子ががんばってるだけで許してしまうのは男の悪いところですかね?(いいところ?)
                                
音楽CD BUMP OF CHIKEN『ユグドラシル』
なんせタイトルもずばり世界樹だし、イントロがアスガルドでアウトロがミッドガルドですか・・・。北欧ですな。 バンプの曲って常に凹んだ自分に「落ち着いて周りをよく見ようぜ」というようなメッセージであったり、物語的ないわゆる「いい話」というような 曲が多く、ベタベタっちゃあベタなんやけど、それがいいのよ、って感じでした。
今作はある種「知ってる?救いなんてないんだよ」と突きつける感じの曲があったりして、違う次元のメッセージを発している気がします。 まぁなんせ良くも悪くも(?)これがBUMP。
ところでBUMP好き=FF好きという等式が頭の中でできつつあります。なんでですかねぇ。
                                
音楽CD NITRO MICROPHONE UNDERGROUND『STSRLIGHT FROM THE UNDERGROUND』
とにかく豪華に聴こえて仕方ないニトロの新譜です。それぞれのMCがこれでもか!っていうくらいのマイクリレー。 BIGZAM、DABO、DELI、GORE TEX、MACKA-CHIN、SUIKEN、S-WORD、XBSの誰も彼もがソロでそこそこのキャラを押し出してたんで、ちょっと危惧する 部分もあったんですが、そんな心配もまったくの無駄な「これぞ!」という出来だと思います。それぞれ追っかけたり追っかけてなかったりしてましたが、とりあえずコレが「集大成」 ってやつですね。
                                
音楽CD DJ MARKY&XRS『INROTATION』
昔々、ケミカルブラザーズとかに没頭していたころロニサイズとか4HEROとかDrum'n Bassにはまっていた時期があり、それからちょこちょこ そういうアルバムを買っています。高速の展開に弱いのか・・・。
で、この作品はブラジリアンドラムンベースって感じです。ダークなイメージの強いドラムンベースを爽やかに!お手軽に聴けて私は好きです。
                                
音楽DVD くるり『くるくる鮨』
岸田くんが若い!・・・じゃなくって、東京から花の水鉄砲までくるりの歴史をPVで、という作品。
これをベストアルバム的なモノとしてとりあえず所持しておくこともいいんじゃないか、くらいです。というか各曲のPV見たことないしぃ。 あ、あとPS2あるんだからDVDの1枚くらい。
と、なんやかんや理由つけてますが、やっぱり買うしかないものに違いありません。
                                
音楽CD スキマスイッチ『夏雲ノイズ』
スキマはポップスという土俵では(自分の聴くような楽曲の中では)大差の圧勝です。フルアルバムとしては初めて。メロディーラインなんかは完璧では ないでしょうか。歌の主人公が恋愛に特化しすぎている感もありますが(もちろんそこがスキマらしさではあるんだろうけど) とにかく期待どおりの秀作でしょう!
ところで、ここにきてミスチル感がするのは私だけでしょうか?
                                
音楽CD サンボマスター『新しき日本語ロックの道と光』
直球。直球。正直なめてました。個人的ストライクゾーン(広いつもりの)にバッチシはいりました。
音楽とか映画とかを「こういうもんかな」とイメージすることは避けたいんだけど、数曲聴いたかな、くらいでどうにもイメージを作っていましたね。 全然興味のない方でも彼らをただの青春パンクだろ、と決め付けてしまうのはあまりにももったいないです。
自分の感情を大声で吐き出すことがカッコイイと思えるのは、自分にはソレがないからで、憧れといった意味もあるんだろう。いろんな苛立ちを 抱えながらも叫び続ける山口さんを自分はカッコイイと思う。
                                
映画 『リヴフォーエバー』
95年から98年くらいのブリッドポップは力をなくしアメリカの音楽がチャートを席巻してました。そこに現れたのが労働者層オアシスと中流階級層 ブラーでした。おおいに沸いた英国ミュージック文化でしたが、メディアというものに翻弄されることになります。
デーモンアルバーンやギャラガー兄弟、パルプやマッシヴアタックなどそれぞれのインタビューで構成されたドキュメンタリーでした。 当時の自分はただ音楽を聴いていただけの人でしたから、そういうことを踏まえて聞いてたわけじゃなかったですが、とりあえず観にいくしかねぇ、 と思わされました。
                                
映画 『スチームボーイ』
言うまでもなく『AKIRA』の大友克洋作品ですね。少年の冒険ファンタジーという印象で、少し子供向けな気もしますし、 作品で言いたいこともストレートでわかりやすかったです。またビジュアル面は「さすがッス」といった感じでなかなかに圧倒されました。

あと勝手な解釈ですけど、押井作品に見られるような重苦しいアニメに対するカウンターといった印象を受けました。電脳とかややこしい ことはなしで、メカ(?)も蒸気機関ですし、哲学的な話もありませんし。
構えて見る必要もないので、逆に大友知識とかないほうが楽しめると思いました。