2×4材で腰掛けを作るスツールをつくる

安売チラシの例

 2×4材は、ホームセンター(DIYの店)で簡単に手に入れることができます。
 SPFといわれる北米産針葉樹材で、安価で質量感があり、やわらかく加工が簡単です。ただ、乾燥が十分でない物が多く、丸鋸(テーブルソー)で切っている最中に変形することもあるので、安全には 細心の注意が必要です。
 その丸鋸(テーブルソー)があれば、安価でもっと自由度のある作品が作れます。

材料表

No. 材料 規格 個数
2×4のカット材(座板用) 約38×83×75
2×4のカット材(脚用) 約38×38×1126

その他 : 波釘、くさび、木工用接着剤、紙ヤスリ、木ねじ(4×60)

設計図

クリックすると拡大されます。

工作室へもどる

作業計画表

工程 作業内容 材料・道具・機械 時間
材料取り 1.けがき さしがね、えんぴつ 1h
2.のこぎり引き 両刃のこぎり、Cクランプ、はたがね
3.座板のはぎ合わせ 木工用接着剤、はたがね、あて木
部品加工 4.座板   けがき
        角落とし
        丸め
さしがね、えんぴつ、四つ目キリ
両刃のこぎり、Cクランプ、あて木
ベルトサンダー(防塵マスク)
1h
5.座受け けがき
       相欠き加工
        ほぞ加工 
さしがね、えんぴつ
胴付きのこぎり(ミニパネルソー)、のみ、げんのう、両刃のこぎり
1h
6.脚    けがき
       ほぞ穴あけ
さしがね、えんぴつ、はたがね
角のみ盤、のみ
1h
組立 7.脚と座受け 仮組み
  の接合    調整
          本組み
          くさび打ち
さしがね、えんぴつ
平ヤスリ、げんのう、あて木
木工用接着剤
くさび材
1h
8.座板の取付 下穴あけ
           ねじ止め
電動ドリル、四つ目キリ
+ドライバー、木ねじ
仕上げ 9.表面処理 研磨
         オイルフィニッシュ
平ヤスリ、紙ヤスリ#180
オイル、ハケ、ウエス(布)
1h

作業の詳細

(1)材料取り

1.けがき

・角材のけがきは表面だけでなくさしがねを使って、4面すべてにけがき線を入れます。

2.のこぎり引き


・はたがねなどで材料をしっかり固定し、引きはじめは小刻みに切り込みます。まっすぐ引くことに気を払います。

・材料の重みで欠けるのを防ぐため、切り終わりに近づいたら、切り離される材料を手で支えます。

3.座板のはぎ合わせ(いもはぎ)


・木工用接着剤をぬります。
つけすぎないように

・こばをこすり合わせます。

・あて木をはさみ、はたがねを締めて接着します。

(2)部品加工

4.座板        


・対角線を引いて、センターを出します。

・あて木に四つ目キリで125mm離して穴を2つあけ、円をけがきます。

・まず、角を切り落とします。

・ベルトサンダーで角を丸くします。

5.座受け


けがき
・すべての面にけがきます。切り離せる部分は斜線を入れわかりやすくします。

相がきの加工1
・垂直にのこぎりを入れ、切り込みを多く入れます。

相ガキの加工2
・横方向からノミで欠き取ります。

ほぞの加工
・材料をバイスで固定します。

・けがき線まで斜めに切り込みます。
・材料を裏返し、けがき線まで斜めに切り込みます。
・けがき線まで縦に切り込みます。

・ほぞの部分に切り込まないように、水平に切ります。

・ノミやヤスリで、ほぞを仕上げるのは、「7.仮組み」の時です。

6.脚


・端を合わせて、4本まとめてけがきます。
 
 ・角のみ盤で、通しほぞ穴をあけます。

・すて木を敷き、しめつけハンドルで材料を固定します。

・両端をあけてから残りを開けていきます。

・通しほぞ穴の場合、深さ2/3ほど開け、残りは裏返して開けます。

(3)組み立て

7.脚と座受けの接合


仮組み
・ほぞとほぞ穴を合わせてみます。
ほぞ穴が大きければヤスリで削り、
少し大きめに仕上げます。

・くさびを打ち込むための切り込みを入れます。


・面取りをします。

・げんのうでほぞの部分をたたき、
木ごろしをします。

・あて木をあて、げんのうでたたき、入れます。(注:ほぞ穴の部分から割れます。)


・くさびを打ちます。

8.座板の取り付け


下穴あけ
・直径3.8mmドリルで下穴をあけます。

・木ねじで座板を座受けに固定します。

(4)仕上げ

9.表面処理


・平ヤスリで角を丸め、紙ヤスリ
で磨きます。

オイルフィニッシュ
・オイルをハケで塗り、乾く前に
ウエス(布)ですり込んでいきます。

工作室へもどる