みなさんは、お腹が痛くなったり、お子さんがころんで足をぶつけたらどうしますか?
     痛いところに手を当てますよね。それが「手当て」の語源です。
     私たちが行うマッサージも同じです。
     痛いところをさすったり、もんだりします。
     からだをさすると、ポカポカする経験はみなさんお持ちだと思います。
     マッサージを行うと、血のめぐりがよくなり、全身に栄養と酸素が行き渡り、
     新陳代謝が活発になり、元気を取り戻すことができます。



     みなさんは「はり治療」に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
     注射針や縫い針を想像して、「痛い」「血が出る」「恐い」などとお考えではないでしょうか?
     私たちが使う「はり(鍼)」は、髪の毛ほどの細さで、ほとんど痛みを感じることはありません。
     また、血も出ません。そのような「はり」を昔から伝えられているツボに刺し、
     様々な治療効果を出します。
     食欲のないときの「足三里」、冷え性や女性特有の病気に対する「三陰交」は有名ですよね。
     その他、全身には300以上のツボがあり、様々な治療に用いられています。
     また、消毒された「はり」を用いていますので、病気の感染に対しても安心です。
     一度、ためしてみてください。